小関ブログ

犯罪収益移転防止法ガイドライン特別委員会

今日も引き続き夏空。ここ数日に比べるといくらか過ごしやすい朝です。今朝は山側の雲がとれ、久しぶりに富士山が見えています。

昨日、ここ1ヶ月くらい見ていないと書いたばかりなので、不思議な気分ですが、真っ黒な夏ヴァージョンの富士山がはっきり見えています。やっぱり気分がいいものですねぇ。

昨日の犯罪収益移転防止法ガイドライン特別委員会は、私の提出した「本人確認ハンドブック」の原案を使用して、なるべく早期に暫定版を出すことで合意し、9月初旬の常任理会に提案できるようにまとめることとなりました。

私のつくった原案といっても、特別委員会が設置される前に書いたものなので、意図的に全てを書かず、いくつかの項目については、未定稿のまま提出したので、その部分を補完すると共に、新たに図表を多用しようということになったので、それぞれの分担を決め、今日からそれに取り組まなければなりません。

昨日の特別委員会で、8月1日の規制改革会議による日行連ヒアリングに参加した委員から、ヒアリングの際に、この犯罪収益移転防止法によって、士業間で本人確認が重複している現実があり、国民に負担をかけていることを説明したところ、規制改革会議の委員が大変興味を示し、早速調べると発言したとの報告がありました。よい方向性が生まれることを期待したいと思います。

昨日も話が出ましたが、今回取り組んでいる犯罪収益移転防止法は、特定受任業務についての本人確認を特定事業者たる行政書士等に義務づけているものですが、本人確認義務は、この法律の存在にかかわらず、専門家責任として行政書士が業務を遂行する際には必ず課されているのものですので、コンプライアンスの向上のためにも徹底するべきなのです。

ただし、司法書士会のような過剰反応をすることはないとは思いますが、少なくとも、新人研修の際には行政書士林と専門家責任に関する統一的なカリキュラムをつくって、日行連が教材を提供するなどの政策的取り組みが必要なのだと思っています。

ということで、今日明日は、会務スケジュールはないので、この「ハンドブック」の完成を目指して、私の分担部分に取り組みます。

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