小関ブログ

行政書士会組織を考える。(2)

今日は、東京方面は晴れているが、西の箱根山の方は厚い雲に覆われているというなんだか変な天気です。昨日は小田原でも30度を記録したらしいのですが、今日はかなり低いらしいです。
先週金曜に最後となる6回目の外科的歯科治療を受けてきたのですが、この最後が一番きつかったような気がします。術後の痛みも相当なものでしたが、土、日はその疲れでぐったり、加えてこの温度差でずっしりと疲れを抱えたままの月曜日です。
先週金曜日に日行連・行政書士会組織について考えなければならないという話を書きました。そんなタイミングで、今日の桃知さんのブログに20世紀と21世紀は何が違っているのかという命題が書かれていたので、思わず引用です。
紹介されている八木博さんのブログでの分析もなるほどと思います。
20世紀
因果律支配
  ・問題解決型
  ・縦型社会中心
  ・組織で動く
  ・閉鎖型
  ・金銭換算重視
  ・強制的手法
21世紀
複雑系
  ・量子力学支配
  ・あるべき姿実現型対応
  ・個人が最大限能力発揮
  ・開放型
  ・生きがい重視


ここで注目すべき桃知さんの意見

そこでの個(個人)と種(組織・中景)の関係は「個は種のミームの中で育ち、種はまた、個の変化によって変化する」でしかない。つまり「種の論理」においては、種と個は相補的なものとなる。
確かに、種と個は、本来は対立するものでしかない。しかし今や、個は種に溶けることなしに、その対立を乗り越えようとするものでしかないことでしか、種(組織・中景・地域社会)は、生き残れないだろう、ということだ。
つまり21世紀でも、われわれは「組織で動く」のである。組織で動くことで個はより「生きる」ことになるし、それが出来なければ種(組織)は滅びる。
もしそれ(組織で動くこと)に何か弊害や障害があるとすれば、その弊害や障害はなにもので、何故その弊害や障害が起こるのか、をさらにデコードし、修正する必要がある、ということだろうし、それでこそ21世紀モデルなのだと(私は)思う。

21世紀社会においても組織が重要であることはドラッカーも指摘していることであるし、それに異論を唱える人はそう多くはないと思います。21世紀型組織を考えるときに『「個は種のミームの中で育ち、種はまた、個の変化によって変化する」でしかない。』ということの理解が必要なのだと思うのです。
このことは、さらに深めてから書いてみたいと思います。

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