小関ブログ

“反省”という作業

今日は、朝から曇。しかし、台風4号が前線を刺激して午後から雨の予報。台風4号の進路が気になります。しかし、一夜明けたら関東への到達が一日遅れ、月曜日という予報になり、明日からの3連休は大荒れになるようです。
今、この連休に予定していた郡上への家族旅行をどうするか・・・悩み中。しかし、色々考えると行けなくなりそうなので、明日の朝までこの件に関しては、思考停止にしましょう。
ところで今日は、今週火曜日に書いた「自分をマネジメントするために」ということを実践するために、自分を見つめ直す作業をしたいと思います。そのために、何年か前に読んだ「人はなぜ足を引っ張り合うのか」という社会心理学者の書いた本を引っ張り出して読み返しています。
ここ数年気になっていることがあります。それは、自分が自分の考えや戦略を実践するために、それを実行できるポジションを求めたときに、必ず、どこからともなく聞こえてくるのが、「彼の能力やいっていることは認めるが、しかし、・・・」、「人柄は悪くないと思う、だけど・・・」という言葉の「しかし」や「だけど」の後が聞こえてこないことなのです。
しかも、それらの言葉が、どうも親しい人たちからではなくあまり話したことも一緒に飲んだこともないような人たちから発信されているらしいということが気になります。

人はなぜ足を引っ張り合うのか―自分の幸福しか考えない人間がいる
斉藤 勇
三笠書房 (2004/11)
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本を読み返すと、

「第一印象や先入観は、その人の人生に修正、影響を及ぼすことがある。だが、その「先入観」は実にたわいない情報から肥大化していくのである。」

と、あります。
私の第一印象としてよく聞こえてくるのは、「態度がでかい」という言葉です。これは、親しい友人からも言われたのですが、私の体が大きいことに起因しているようです。身長180cmは、同世代の中では頭一つほど出てしまうので、立って話をするとどうしても相手が見上げる形になってしまい、相手は、見下されていると感じてしまうらしいのです。その雰囲気は周囲にも影響を及ぼします。それが、この言葉となって現れているのではないか・・・、そんな風に感じています。
私自身は、そんな印象を与えている気持ちはさらさらないのですが、周囲の人にとっては、それが私に対する「事前の情報」として先入観が形成され、「印象」となって私を規定しているのかもしれません。
私は、酒をよく飲みますが、外で乱れたり、酒の影響で人間関係を壊した記憶は全くと言っていいほどありません。それどころか、殆どの場合、極めて和やかで楽しい時間を過ごしています。それでも「あいつは酒を飲むと・・・」といわれます。
誤解をされると困るのですが、これは決して“愚痴”ではありません。自分の“分”をきちんと見極めることは大切なことだと思うのです。そのためには“反省”という作業は避けて通れません。
それでは、なぜそのような一般的評価となるのかを冷静且つ真剣に考えてみなければなりません。

他人の脳みそに手を突っ込んで、自分に対する悪しき先入観を取り出すことは出来ないのです。あなたが「悪魔の囁き」に取り憑かれて右往左往するほど、悪魔はその囁きを執拗に繰り返すはずです。

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