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2004年09月08日

●連帯保証人制度は後進国の証?

今日は、台風一過と思ったら、朝のうち雨がぱらつく天気でした。今は青空が広がっています。

「借りたカネは返すな!」の1冊目は読み終わり、2冊目に入っています。
この本を読んでいると、本当に「日本型社会主義経済」の矛盾を感じ、そのものすごさに気づかされます。その「日本型社会主義経済」を特徴づけるものが、大蔵省時代の「護送船団方式」によって培われてきた金融機関の特異性です。

今まで、「連帯保証人」の制度を何の疑いも持たずに容認してきた(民法を学んできた者は大概そうかもしれない。)のですが、この保証制度が日本独特な制度であり、他の先進国には見られないもので、日本と一部の後進国にしかないということを初めて知りました。

確かに、他人が借りた借金なのに“連帯保証人”になったばっかりに、債務者と同格になり、債務者が返済不能になったときは、何の抗弁も出来ずに一括返済を迫られるなどと言うのは、いかにも理不尽な制度だと思えます。先進国(特にアメリカ)では、保証人制度そのものがなく、「金融機関は、債務者個人を厳しく審査して、その将来性に対して融資を」することは、NHKなどでもたびたび報道されています。それが本来であろうと思うのです。

私の事務所は行政書士法人になったときにも、それまでの個人の債務を法人が重畳的に引き受ける手続きをとったのですが、そのときにも、代表社員である私に連帯保証人となることを求めてくるので、「行政書士法人の社員は、無限責任社員であるので、この連帯保証は意味がない。」という説明をしたのですが、「法人の代表者は必ず連帯保証人になっていただいている。」の一点張りで、結局、連帯保証人として署名捺印をしてきました。が、ほんとバカですよねぇ。


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コメント

貸し手は借り手の間で紛争があったら、訴訟で解決すべきではないでしょうか? おそらく連帯保証という風習は訴訟と法の概念が希薄で、すべて私的に解決すべきという社会体制から生まれているのではないか。

私人間の紛争を社会で解決する発想はないが、私人間で隠蔽した形で扮装を解決するこの制度は、遅れていると他国には見えるだろうが、1つの知恵であることは間違いない。
ただ貸し手には大変に有利な制度。ここが社会制度で解決すべきな問題点のようです。

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