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2004年09月14日

●“コミニュケーションできません!”

今日も晴れの予報(?)なのに曇りです。昨日も暑くなりましたが、今日は昨日以上に気温が上がるようです^^;

プロ野球の選手会と経営者側とのスト回避を巡るやり取りは、まさに2000年に村上龍が書いた“希望の国のエクソダス”で描いた「コミニュケーションできません!」の世界を彷彿とさせる状況を醸し出しています。

小説の中の「コミニュケーションできません。」は、学校を占拠した中学生と政治家とのやり取りでしたが、現実に起きている事態は、選手会と経営者側の実行委員で、それぞれの常識がすれ違い、問題解決に対する思考(というか思惑)が違う方向を向いているように見え、新時代に対応している世代と旧時代の感覚から抜け出せない世代の確執を感じます。

私も昔は、熱心な広島ファンで、野球中継はよく見ていましたが、最近のプロ野球にあまり面白みを感じなくなってしまい、いまは、熱心な広島ファンである息子殿をからかう程度なので、プロ野球界の混乱は、至極冷静に見ている訳なのです。

ただ、東京高裁が選手会側の即時抗告を棄却したときの理由に書いた元東京高検検事長の根来コミッショナーへの期待は見事に裏切られたようで、残念ではあります。「合併」は法律上の手続であり、選手会が口出しすべき問題ではないという意見もあるやに報道されていますが、プロ野球という国民的なスポーツで、多くのファンによって支えられている球団の合併は、法律以前にきちんとした情報開示とそれに基づく説明責任を負うべきであると思うのです。

今回の問題は、この「情報開示と説明責任」を果たさなかったことに端を発しているのであり、この間の選手会との協議においてもまだ説明責任が果たされているとは思えない状況にあり、今週末のスト回避は微妙な状況にあると思われます。


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