2005年4月アーカイブ

学ぶ心

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今日の小田原は晴れ、しかも、暑くなりそうです。予報では夏日になるとのことでした。

今日は、午後から桃知利夫氏の「実験的勉強会」(?)に参加のため東京のサイボウズ本社研修室へお出かけです。あまり人数は多くなさそうなので、濃い話になりそうな予感がしています。まぁ、明日から連休なので、頑張ってきましょう。

「学ぼうとする心は、学ぶべき人物や事柄を次々に見つけ出す。」
これは、私の机の横に貼ってある今年のカレンダーに書いてある今月の標語なのですが、この「学ぼうとする心」を維持し続けていることの困難さを感じている今日この頃なのです。人間の怠惰な心は常に頭をもたげ、そちらに引き込もうとするので、これとの葛藤は大変です。

「学ぶ」と言うことは、与えられるものではなく、「この事柄を是非知りたい、確実に理解し、学び取りたい、しっかり体得したい。」という極めてポジティブな心と世の中に役立つために自分を高め、実力を身につけようとする向上心が必要になります。

この“学ぶ心”をもっていれば、単なる雑談がアイディアの宝庫になったり、日常の些細な事柄から何かのヒントを得たりすることが出来ますし、また、本に著されている著者の心の文脈がその行間から読み取れたりもするのだと思われます。

私達職業的専門家といわれる士業では、日々変わっていく情報や知識を咀嚼して常に最新の情報知識を仕事に生かしていかなければならないのですが、得てして業務慣れしてしてしまい、この“学ぶ心”をおざなりにしてしまいがちになります。また、さらには、専門的な業務知識だけではなく、人格を磨くための教養や社会を俯瞰できる大局的な視点も育てていかなければならないので、怠惰な心に打ち勝ち、“学ぶ心”を持ちつけたいと思う今日この頃なのです。

今日の小田原は晴れ。風もなく穏やかです。

今朝、いつものWebサーチをしたところ、桃知さんの「店主戯言」に【ふと思うことありて蟻ひき返す】という文書があったので、読ませていただきました。

ふと思うことありて蟻ひき返す    橋 間石                       (間の字は正しくは門の中に月)

忙しく動いている蟻が 突然ときびすを返す姿を見る
 まさしく「ふと思うことありて」のしぐさを そこに感じるのだが
 ほんとうに 蟻が「思う」のかどうかは じつはわからない

しかし 人間は その蟻のしぐさに 「ふと思うことありて」と思う
 それは 自らの思いを <他者>のしぐさに重ねあわせている

<他者>のしぐさから <他者>が思うことを思う 
 これが 人間の 思考方法であり
 私たちが行う コミュニケーションを 成り立たせているものだ

恥ずかしながら、私はこの句を初めて知ったわけですが、この句からIT化を解説してしまう桃知氏の感性のすばらしさに感じ入ってしまった。
“<他者>のしぐさから <他者>が思うことを思う”という姿勢は実に大事なことだと思うのです。それは、他者を思いやることに通じ、他者との共通理解を生み出す条件であるようにも思うのです。

しかし、氏も言っているように、この思考方法はフェイス ツー フェイス(F2F)が基本だが、事業者団体(彼の場合建設業協会のような組織を言っている)、つまり、行政書士会のようないつもF2Fが出来ない組織では、IT化が一つの解決手段となるということなのです。

現在では、マイクロソフトのMEssengerやlivedoorのスカイプのようにリアルタイムで、しかも無料で情報をやりとりできるサービスも開始されており、チャットによる電子会議やインターネットによるテレビ会議なども出来る環境がどんどん創られています。もちろん、イントラネットのようなグループウェアーによる情報共有も必要なわけですが、いずれにせよ、企業のように同じ器の中で働くことの出来ない組織にとっては、IT化は極めて有効なのです。

今、行政書士会では会長選挙が戦われています。候補者それぞれが、誰がなるにせよIT化の推進者として、また、改革を推し進める“チェンジ・リーダー”としての役割を担う責務があることを是非、理解していただきたいと思うのです。

尼崎の大惨事

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今朝の小田原は、雲が多いながら時たま日が差す天気です。午後からはにわか雨が降るという予報でした。

昨日起きたJR福知山線の事故は大惨事となっているようです。昨日から何度も繰り返しニュース映像を見ているのですが、何度見ても驚きの光景です。何が原因かはまだ解明されていませんが、マンション1階に見事に嵌り込んだ先頭車両、アメのようにひしゃげた2両目の車両は、想像を絶します。

助かった乗客が“地獄絵”を見たといっていましたが、まさにそういう世界であったことはその破壊のすさまじさからも想像に難くありません。事故に遭遇され、命を落とされた皆さんのご冥福を祈ると共に負傷された方々の一日も早い回復を願わずにはおられません。まさか、知り合いがいるとは思えませんが、大阪・兵庫にも友人知人が多くいるので、心配ではあります。

しかし、このところ、大量旅客輸送の業界はJALをはじめとする航空機業界といい、今回のJRといいなんだか緩みが出ているようです。これも市場競争の激化による利益優先主義の副産物なのかもしれません。が、しかし、大量の旅客の命を預かる業界が“安全”を軽視していたのではたまりません。今回の事故現場のATS(自動列車停止装置)は、旧国鉄時代のもので列車のスピードオーバーには対応していなかったそうです。何ともひどい話です。

今朝の日経の社説にも「惨事は安全最優先を忘れて起きた」という見出しで、「百年に一度であろうが千年に一度であろうが、事故が起これば、奪われた人命や傷つけられた身体は取り返しがつかない。命を預かる責任の重さを、鉄道事業者はもう一度確認してほしい。」と結んでいます。全く同感です。

人望力について

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今朝の小田原は、曇りで時々日が差します。明け方は雨が降ったのですが。

このところ「なぜ、この人の周りに人が集まるのか(人望力についての実感的研究)」という本にはまっています。自分に人望がないのはなぜか。などという深刻な気持ちではなく、何となく面白いので読んでいるのですが、いろいろ感じさせられる本ではあります。

目次を紹介してみます。
第1章 バランスのとれた「損得勘定」のセンスのある人に、人は集まる。・・・(正しい損得主義を断固支持する)
第2章 「カネがキレル」人に、人は集まる。・・・(金の貸し借り、その傾向と対策)
第3章 物事を肯定的に考えられる人に、人は集まる。・・・(ホメて伸ばそう他人の才能)
第4章 仕事場は人生にステージである。身体の動きはいいか、心意気はいいか・・・(なぜ演じるか、どう演じるか)
第5章 状況判断の狂わぬ人の周りに、人は集まる。・・・(状況判断にはセンスがいる)
第6章 なぜ、この人はかくもうっとおしいのだろうか・・・(人を遠ざけてしまう要因の小研究)
第7章 「貧乏くじを引く」器量のある人に、人は集まる。・・・(危機の時の行動で人間が見える)
第8章 酒席の楽しい人に、人は集まる。・・・(ここに人望有り<酒場編>)
第9章 小集団のリーダーが結構ツライ・・・(ここに人望有り<小集団のリーダー編>)
第10章 健気に闘ってきた人に、人は集まる。・・・(マイナスイメージも人間的魅力の含み資産)
第11章 こんなことでは真の人望は得られない。・・・(「社交人間」のつまらなさについて)
第12章 やっぱり、こんな人のもとに、人は集まる。・・・(世間通になるための25のファクター)
というものなのですが、書いてある内容は、結構“目から鱗”の部分があります。

特に、第12章にある【人望があって納得の25にファクター】は、自分を反省するのに役に立ちます。人望というのはあくまで他人の評価なので、結果がついてこなければいくら自分はこうやっているのに、とか、自分には人望があるはずだなどといってみたところで、それは自己満足にすぎないのだと思うのです。しかし、いつも、自分が人から慕われ、信頼されるためにはどうしたらよいのかを考えていることは大切なことなのだと言うことを考えさせられています。

メルマガの有償発行

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今日の小田原は曇り。ちょっと肌寒い陽気です。

今朝、Ozeki-Letter 98号を発信しました。このメルマガについては、今月に入って、これまで発信元に使っていたgyosei.or.jpのメールアカウントが、日行連の管理から(有)全行団へ移行したことに伴って、スパムメール対策が強化されたために、私が発信用に使っているMaill Magic2というソフトからの同報メールがスパムメールであると認識されてしまい、サーバーから拒否されてしまう事態になってしまいました。

仕方がないので、発信元のサーバーを当事務所のサーバーに移して何とか発信を続けてきましたが、受信先のサーバーがスパムメール対策を強化している中で、届かないメールが増えてきている状況です。そこで、この際、101号から有償のメルマガサイト(無償では広告がついてしまうため。)からの発信に切り替えることとしました。

これに伴い、これまで神奈川県行政書士会会員に限定して発信をしてきましたが、読者を限定するメルマガは禁止されていますので、広くこの尽語の読者の皆さんをはじめ行政書士制度に興味を持たれている方にも読んでいただけるように編集方針を変えることとしました。といっても、基本的なものは変えませんが、広い視野に立った情報提供を心がけていきたいと考えています。

現在マグマグのサイトに登録申請を行い審査中ですので、まだ登録は出来ませんが、とりあえず購読申込のページを作りました。2週間後には登録を開始できると思いますので、月500円(税別)の購読価格なのですが、行政書士制度に関わる有意義な情報提供をしていきたいと思いますので、是非お申し込みを頂きたいと思います。

尚、有償での発行開始は6月3日からということなので、100号発行後少しの間お休みさせていただきますのでご理解を賜りますようお願い申し上げます。

場のマネジメント

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今日の小田原は晴れ。風が少しありますが、まずまずの天気です。

昨日の“尽語”で、あらゆる組織がヒエラルキー思考から脱却し、ネットワーク型の思考に基づく組織への転換を迫られている。と、書きました。では、ネットワーク型思考に基づく組織とはどのような組織なのかを少し考えてみたいと思います。

このことを考えるときに参考にしているのが、P・F・ドラッカー氏の著書である「非営利組織の経営」と一橋大学伊丹教授の著した「場のマネジメント」論なのです。

“マネジメント(経営)”という言葉のイメージは、“ビジネス”を連想させるせいか、行政書士会という非営利組織の中で、“マネジメントが必要だ”と言うことを主張してもなかなか解ってもらえないのですが、ドラッカー氏が非営利組織の成果を生み出すためのマネジメントの必要性を説き、伊丹教授が、組織の中に“場”を生み、その“場”をマネジメントすることで成果を上げるという考え方を説いています。

「場のマネジメント」の基本的なメッセージは、
・経営とは、個人の行動を管理することではない、人々に協働を促すことである。
・適切な状況設定さえ出来れば、人々は協働を自然に始める。
・経営の役割は、その状況設定を行うこと。後は任せて大丈夫。(「場のマネジメント」,p5)
であるとし、

『こうして、行動、学習、意思決定、心理的エネルギー、この四つが人々が組織の中で行なっていること、発生させているものであり、その全体としての組織の協働があるのである。その組織の協働を経営はなんらかの形で統合しようとする。』

『その統御のために経営が直接的に働きかけられるのは、人々の意思決定と心理的エネルギーという「外からは見えない」部分だけである。彼らの事業行動と学習は、最終的には彼らに任されざるをえない。彼らが実行者だからである。したがって、この二つには直接的には働きかけられず、意思決定と心理的エネルギーを通して間接的にのみ働きかけられる。』(「場のマネジメント」,p34)

『「統御」とは、「促し、率い、舵取りをすること」、と考えればよい。経営とは、人々の協働を促し、率い、そして協働全体の舵取りをすることなのである。その統御のために、組織の中で起きるはずのことを上の人間が「すべて」計画し、デザインし、命令する必要はない。しかし、かといって、全くの混沌や自己組織化に組織を委ねてしまうことでもない。その中間のどこかに経営の本質がある。』
(「場のマネジメント」,p35)

これらのことを行政書士会という組織に置き換えて考えてみると、実にしっくりくることが解ります。つまり、組織を“上意下達”のヒエラルキー(階層)という風にイメージされてきたものを“協働作業の統御”を組織経営の中心に据えなければならないのです。

この本を読み進めていくと、ネットワーク型組織とは、組織の中に“場”という人々の間の情報相互作用の容れ物を作り、情報相互作用を行えるかなり自律性の高い人々によって、共通理解を生み出して協働によって成果を上げることの出来る組織。という理解が出来ます。

今日の小田原は雨。夕方からと言う予報だったはずなのにもう降っている。

今夜は業界の支部役員会です。来月の支部総会の段取りをしなければならないので、今日はその準備です。どうも付け焼き刃、押っつけ仕事になっているようです。

今週は、神奈川県行政書士会会長選挙の立候補受付が行われています。22日までなので、届出が出そろうのは22日の夕方になるでしょう。立候補しないことを決意したもののやっぱり気にはなりますですねぇ。

今回の会長選挙は、IT革命の進行と相まって情報化社会という新たな社会システムが次々に構築されている中で、特にその目玉である「電子政府」が稼働し始める年度に行われるという重大な意義のある選挙です。つまり、この選挙で会長に選任される人は、日々起こってくる変化に対応し、制度と会組織を時代にあった形で適正に運営するという重責を担わなければなりません。

つまり、これまでにあったような“名誉職”的な考えではとても対処できないことになります。今回立候補される方々がこの点をどう理解されているのかを是非知りたいものです。従来型の“勝てばいい”式の選挙にしてはならないと思うのです。立候補をしない私がこんな事を言うのは無責任だと思われる方もいることだと思います。しかし、だからこそ、声を大にして言っていかなければならないと考えています。

昨日もここで、仕事のやり方が変わっていることを書きました。それは、肉体労働の生産性を上げるために創られたヒエラルキー型社会から知的労働の生産性を上げることによって豊かさを追求する情報化社会への構造的変化であるということなのです。従って、この社会のあらゆる組織が、ヒエラルキー思考から脱却し、ネットワーク型の思考に基づく組織への転換を迫られています。そしてその転換に失敗した組織はもはや情報化社会の中では生き残ってはいけないことになります。

だからこそ、私達は、改革を推し進めていかなければならないのです。今、行政書士という制度にとって何が一番重要な課題なのか、問題はどこにあるのか、その解決策はどうしたら生まれるのかを“地を這って考える”ことが求められている。と、私は考えます。

仕事の仕方

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今日の小田原ははれています。昨夜遅くにものすごい雷雨がありましたが、通り雨だったようで30分ほどで止んでしまいました。

最近新聞の広告を見ていると「仕事力」「仕事術」などの言葉が目につきます。どうやら、仕事やり方そのものを変えていかなければならない時代に突入しているようです。

このことは、上意下達のヒエラルキー社会の中での仕事の仕方からネットワーク社会での仕事に仕方にシフトしなければならないということを言っているのであり、そのことは、発想の大転換をしなければならないということに繋がっていきます。

20世紀の工業化社会の中では、肉体労働の生産性を上げることによって豊かさを享受する社会を作り上げてきたので、上からの命令が合理的に伝わるヒエラルキー(階層)型の組織を社会の隅々にまで創ってきたのですが、情報化社会では、知識労働の生産性が社会を豊にする根源であると考えられているので、もはやヒエラルキー構造をもった社会では対応できなくなってきており、ネットワーク型の情報・知識を共有できる組織構造が求められているのだと理解しています。

ドラッカー氏も、その著書「ネクスト・ソサエティ」の中で、「IT革命とは、実際には知識革命である。諸々のプロセスのルーティン化を可能にしたものも機械ではなかった。コンピュータは道具であり、口火にすぎなかった。ソフトとは仕事の再編である。知識の適用、特に体系的分析による仕事の再編である。鍵はエレクトロニクスではない。認識科学である。」と書き、知識労働への仕事の再編を促しています。

今日、月曜日の小田原はどんよりと曇っています。雨が落ちてくるような気配はないのですが、鬱陶しい限りです。 

今朝のテレビ報道も各局がこぞって中国における「反日デモ」を取り上げ、新聞各紙もそれぞれ一面で取り上げ、社説でも取り上げられています。この問題の根の深さを考えると軽々にものを言うことは適切ではなく、何とも割り切れないものを感じています。

なぜ、この時期に韓国や中国で「反日」が拡大し、竹島問題や尖閣諸島や東シナ海の天然ガス田開発問題などで厳しい対応を迫られる事態になっているのかがよく理解できないでいます。しかも、未だに中・韓両国の国民が「日帝」「日本軍国主義」の打倒をスローガン掲げてデモをやっている姿に何ともいえない違和感と嫌悪感を感じますし、石やペットボトル、たまごや汚物を投げつけ、破壊的な行動をしている画像を見ていると中国という国の危うさを感じずにはいられません。

戦後、日本は、戦争への反省から自国の交戦権を禁じた平和憲法の下で、一切の国際紛争にかかわらず、ひたすらODAなどを通じた国際貢献をしてきたわけで、現時点で、日本を軍国主義に戻そうなどという政治的な動きや好戦的な民族性を維持し続けているなどという認識はほとんどの国民にはなく、万が一、そのような動きがあったとしても、それは国民的なコンセンサスを得られないことは明白であると思うのです。

今回の中国における「反日デモ」の盛り上がりは、中国共産党による「愛国教育」が背景にあるとされています。まるで戦前の日本の軍国主義教育を彷彿とさせます。「教育」というものの重大さと「危険性」を改めて考えさせられています。「愛国教育」という名の下に日本の戦争犯罪だけを取り上げ、戦後の日本の姿や中国自身がこれまで多大な恩恵を受けてきたODAや円借款に関する情報は一切教えないという偏った教育がどれほどの弊害をもたらし、日中間の関係を不正常なものにしているかを中国の指導者は考えるべきだと思うのです。

確かに、日本の戦後の指導者も戦争によって蹂躙したアジアの国々に対して明確な謝罪を避けつづけ、戦争責任を曖昧にしてきた責任は大きいのかもしれません。しかし、国家間での戦後補償は決着済みのことであり、日本国民全体の思いは深く戦争を反省し、日本政府が行おうとする武力行使に対しては厳しくこれを抑止してきたのは事実であると思うのです。もちろん、日本国内にもいろいろな議論があり、歴史教育や領土問題など様々な問題で賛否両論があることは民主主義国家では当然のことですが、国民的なコンセンサスというレベルでは、良識が発揮される社会であると信じたいと思います。

小田原は今日も穏やかな晴れです。でもそれほど暖かくはありませんです^^;

昨日は、横浜駅西口の神奈川県民活動サポートセンターで行われた神奈川建設専門行政書士協会(神奈川建行協)の春の研修会に参加をし、前半の「神奈川県市町村共同運営による入札参加資格認定申請」に関する説明のあと、後半で「経審虚偽申請防止ガイドライン」の説明をさせていただきました。

研修会前半で説明があった県と32市町村の共同運営による入札参加資格認定申請については、4月2日に当事務所でも研究会を行ったので、だいたいのことは解っていたのですが、改めて共同運営協議会から提供された申請データ入力用ソフトの粗雑さに驚かされました。県と32市町村の公共発注者どうしの思惑がぶつかり合い、なかなか纏まらない中での見切り発車であったことを伺わせるもので、どう見ても、利用者の立場に立ってソフト開発がなされたとは言い難いものです。

特にひどいと思うのは、今回オンラインによるシステム構築が間に合わず、FDによる申請になったのですが、データ入力後自動的にFDにデータが格納されるシステムはなく、自分のPC内に保存されたデータファイルをコピーしてFDに貼り付けるというお粗末な操作を強要しています。しかも、データファイルが保存されるフォルダーはCドライブ内に自動的生成されるので、エクスプローラを起動してそのフォルダーを開かなければならないのです。しかも、そのデータファイルは、kanagawaというフォルダーの中に出来ているsinnseiという名前のフォルダーの中に格納されるのです。この操作、慣れている人には何でもないことなのですが、慣れていない初心者にとっては大変なリスクを強要される操作なのです。

Cドライブはコンピュータを動かすOSや基本的なアプリケーションが格納されているドライブなので、初心者が開いてはならないフォルダーがたくさんあります。もし、自分がデータを保存した先が解らなくなってしまい、勝手に様々なフォルダーやその中にある重要なファイルを開いて何らかの誤操作をしてしまった場合取り返しのつかない事態に陥る可能性があります。非常に怖いことなのです。

他にも不備な点はたくさんあるのですが、ここでは書ききれないので、割愛しますが、このまま申請内容とPC操作に精通した行政書士が関与しない申請が沢山出た場合、かなりの混乱が生じるのではないかと思われます。

国交省と「一元受付」のオンライン申請では、そのアプリケーションが出来た当初から日行連が実証実験という形で関与し、様々な問題点を指摘しながら不具合の調整をしてきたので、かなり使い勝手がよくなっています。共同運営協議会が、なぜ利用者の立場に立ってこのような実証実験を行わなかったのかは知る由もありませんが、今回の申請を通じて問題点を記録し、行政書士の側が報告書としてそれをまとめ、次回以降実証実験を行うよう働きかける必要のあることを痛感して帰ってきました。

反省

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今日の小田原は久々の晴れ。気持ちのいい天気です。気温も日中はぐんと上がりそうです。

昨日、日本行政4月号に掲載され、現在に知行連のサイトにアップされている「経審虚偽申請防止ガイドライン(適正申請の指針)」の内容について全国建行協建設業会計研究会の望月座長さんからいくつかの指摘を頂きました。

さすがに建行協の会計の指導的立場を担っている人であるだけに鋭い指摘で、自分の会計に関する基礎知識が如何にお粗末かを自覚させられました。反省です。確かに、学校などで系統的に会計を学んだことはなく、すべてが自己流で、しかも、建設関係業務に特化してから実務の中でしか勉強してこなかったので、基本部分がおろそかになってしまったようです。

今後会計に関する知識が重要になることは明らかであり、会計知識がなければ業務が成り立たないということも考えられるので、きちんとした知識の習得に努めなければならないと思います。

特に指摘を頂いたのは、「税法基準に基づく会計」という部分についてなのですが、「日本の会計制度は商法会計、税法会計、証券取引法会計のトライアングル体制の下にある」という概念で、中小企業は税法会計が主流となっているという理解はあるのですが、この「税法会計」というのがくせ者で、法的には「税法会計」という言葉は存在せず、「税法基準による会計処理」と言ってもなかなか説明が難しいということなのです。

つまり、今回のような公式な文書を書くときには、表現が稚拙である場合に様々な誤解や不快感生ずる恐れがあるということを十分に理解しなければならないと言うことを自覚しましたです。

今朝の小田原は1時間ほど前に雨が少し降ったが今はどんよりとした曇り、相変わらず気温は低く暖房なしではちと辛いです。

昨日「神奈川県行政書士会会長選挙に関する告示」が届きました。
二年前を思い出します。二年前、会長選挙に立候補し、「時代にあった改革」を標榜して政策のみで戦うべくマニフェストを作成し、「明日の行政書士を語る会」なるものを県内各地で開催して支持者を募ったのですが、結果は3人の競り合いとなり、惜しくも決選投票まで行けませんでした。従来型の選挙でない方法ではありましたが、それなりの票は取れたと思います。

以来2年間、捲土重来を期して毎週金曜日にメルマガを発行するなどして意識改革を促してきたのですが、いっこうに反応が鈍く、時代にあった改革を進めようという気運は盛り上がらず、この業界は、某氏の言うように「産業革命時の軽印刷業と同じ」運命をたどる気配すら感じるようになってしまったようです。私の努力は“犬の遠吠え”だったようで空しい思いがしています。

このままではいけないという思いはありながら、この時期にきて、再度会長選挙に出る気持ちは萎えてしまい、とにかく執行部内での発言権を確保することを目標に戦略を練ることにしました。卑怯なようですが、それが一番よいと判断しました。とにかく“遠吠え”にならないためには“場”の獲得が最優先なのだと思うのです。

私に期待を寄せられている皆さんには大変申し訳なく思うのですが、さらに2年間執行部内での発言を持つことが出来ず、自分の掲げた政策の実現に向けた活動の場を確保できないリスクを回避し、実質的に改革を進めるためには、現段階では執行部入りを目指すことが最善であるという判断をご理解いただき、さらなるご支持をいただければ幸甚です。

会長選挙は、18日が告示だそうです。22日には候補者が出そろい、来月25日の総会での投票に向けて選挙戦が戦われます。今回の会長選挙が改革に向けて少しでも前向きなものになるよう注目をしていきたいと思います。

“反日デモ”

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今朝の小田原は雨は上がったのですが、曇りで風が強く寒いです。久々に暖房を入れています。身体がついて行けませんですねぇ。

このサイトへのアクセス数が今月に入ってかなりダウンしています。先月の勢いはどこに行ってしまったのでしょう(悲)。不思議です。

このところニュースで頻繁に取り上げられている中国の「反日デモ」の動きですが、どうも納得できません。江沢民時代の反日教育の成果であるような言い方がありますが、もしそうだとすると教育の力というのは恐ろしいものだと思います。

今回の反日デモは、国連事務総長が日本の常任理事国入りに好意的な発言をしたことが端緒になっているようですが、なぜそのことによって反日デモ・破壊行為という事態が生じるのか理解に苦しみます。中国全土に流通する情報の通信手段はそのほとんどがインターネットであり、このインターネット世代がまさに反日教育を受けた世代で、意図的に反日感情を煽る情報をネット上に流し、デモを扇動しているようです。

この事態に対して中国政府は「中国政府に責任はない」という態度をとっており、実際に被害を受けた留学生に対する地元警察の対応もひどいものであったという報道がなされています。にもかかわらず、小泉首相は、遺憾である旨の発言をしていますが、中国政府に対して具体的な抗議を避けて「中国要人との対話による解決を図るべき」だと判断したと報じられています。なぜ、日本政府はこうも外からの圧力に対して弱腰なのでしょう。常任理事国入りを目指すための戦略的意図があるのでしょうか。不可思議です。

中国との尖閣諸島領有権問題、韓国との竹島問題や教科書問題など、このところ近隣諸国との軋轢が高まっている中での今回の事態は、どう理解すればよいのか解らないというのが多くの国民の本音であるように思えます。政府がこれらの問題にしっかりとした方針を示し、国民に対する説明責任を果たしてほしいと思うのは私だけではないと思うのです。

長崎フォーラム

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今日の小田原は雨です。そのためかかなり湿度が高く、体中がべたべたしているようないやな感じです。

木曜(羽田前泊)から昨日までの3泊4日の長崎行きはかなり疲れましたです。金・土で行われた全国建行協長崎フォーラムは、内容も充実し、参加者も思った以上に集まり、盛会のうちに無事終了しました。現地実行委員会の皆さん、世話人の皆さんご苦労様でした。皆さんの努力に敬意を表し、感謝をしたいと思います。

第一日目(金曜日)に行われた三部構成の講演会では、第一部の地域経済研究所の阿座上先生の「時間軸に基づくコスト戦略」の話に関心が集まり、その夜も、かなり議論が盛り上がったようです。その話は、二日目の各グループの研究発表の内容にも現れていました。

私は、一昨年の全国建行協横浜総会で、世話人を退任したので、フォーラム終了後開催されている世話人会には出席をすることがなくなり、その分、開催地での観光を楽しめるようになりました。建行協創立以来11年間世話人を務め、その間はどこへ行っても会場のホテルに缶詰になり、イベント終了後に行われる世話人会が終わる頃にはへとへとになって観光どころではなく、そのまま帰宅していたので、世話人でなくなった今は本当に気も身体も楽になり、観光を楽しめるようになり、各地で開催されるイベントに参加することが楽しみになりそうです。

今回は、土曜日の午後に有名なグラバー邸や平和公園を1回100円の路面電車に乗ってみて廻り、卓袱料理に舌鼓を打ち、昨日は、亀山社中(坂本龍馬が初めて作った会社もどき)や市内の散策をして帰ってきました。

今朝は羽田エクセル東急にてお目覚めです。天候は曇り、風はなさそうです。

今日は金曜日で、メルマガの発行日なのですが、どうにも難儀をしています。ここのホテルのインターネット接続が不安定なのに加えて、送信先のサーバーのスパムメール対策の整備が進んでいるので、1階に50件程度しか発信できません。しかも、何分か待たないと次の送信も出来ないといった状況なのです。う〜ん、何か考えないとダメかも^^;

今日はこれから8:20発のANAで長崎に飛ばなければならないので、全部は送りきれないかもしれません。残りは長崎からPHSでの送信になりそうです。

では、搭乗手続きに行かなければならないので、今日はここまでです。行ってきま〜す。

長崎フォーラム

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今日の小田原は曇り。今朝5時30分の室温はすでに20度を超えていました。今日の最高気温は23度という予報です。春になったと思ったとたんに一足飛びに夏の気温ですねぇ。

今週に入って息子が風邪をひきました。その風邪の病原菌をもらってしまったらしいのです。昨夜から鼻の奥の方がちりちりとし、やたらとクシャミが出る。おかげでほとんど寝られなかったです(悲)。

今日は、午後から行政書士会の事務局機能検討特別委員会に出席するため横浜へ行き、その後羽田エクセル東急へ投宿です。今日のうちに何とか風邪を追い出したいものです。

明日から全国建設関係行政書士協議会(建行協)の長崎フォーラムが長崎プリンスホテルで開催されます。
私もこれに参加するべく、明朝8:25発のANAで長崎に飛びます。
フォーラムは、全国建行協の春の恒例行事で、全国の会員が一堂に会して研究を行う“学会”ともいえるイベントです。
毎年の総会で、翌年の開催場所を決定し、地元の会員を中心に実行委員会を組織して準備をしています。
今回の長崎フォーラムは、“建設業文明開化 「経営力が未来を拓く」 ”というテーマで、一日目の今日は、北海学園大学教授の阿座上(あざがみ)洋吉氏の「未来を拓く建設業経営設計」という講演と国土交通省総合政策局建設業課 課長補佐 鈴木 貴典氏による中小建設業の再生について(仮)」の講演が予定されています。
 夜は懇親会が開かれ、久々に会う皆さんとの親交を深めます。これがまた楽しいのです。
二日目は、午前中に建行内部の様々な研究会の研究発表が行われ、昼に解散となります。今回は、建設業コンサルタント研究会のコンサル支援ツールに関する研究発表やISOマネジメント研究会の発表が予定されています。

長崎は、生まれて初めて足を踏み入れる地なので、フォーラム終了後もう一泊してゆっくり見物をしてこようと思っています。

中小企業会計の指針

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今日も小田原はとてもよい天気です。予報では、日中24℃まで上がり“夏日”になるだろうといっていましたが、本当なんでしょうかねぇ。

今朝の日経新聞一面トップに「日本商工会議所、企業会計基準委員会、日本公認会計士協会、日本税理士会連合会が検討委員会を設置し、『中小企業の会計に関する指針』の策定作業に入った。」という記事が掲載されています。この動きは、新会社法制によって制度化される会計参与の活用を狙ったもので、またしてもなぜここに財務諸表の作成権限を持つ行政書士制度の運用を担っている日行連が入っていないのかという忸怩たる思いに駆られています。

記事にあるように「大企業のリストラが進展、産業再生の焦点が国内の圧倒的多数を占める中小企業に移る中で、中小の会計透明化が不可欠」となっていることは明らかであり、これまで、ほとんどの中小企業が、税務申告のために財務諸表を作成すると言うことで、本来商法施行規則や企業会計原則に従った計算書類の作成を義務づけられているにもかかわらず、税法基準で簡易な計算書類が作られている状況であったので、会計基準が統一されておらず、この点の克服を目指しての指針作りと言うことのようです。

財務諸表の作成については、「公認会計士、税理士、行政書士の競合業務」であるとする有権解釈があり、行政書士にもその作成権限があることが認められているにもかかわらず、新会社法での会計参与としての地位の獲得もままならず、今回の新会計基準の策定についても蚊帳の外に置かれているというのは、本当に情けない思いでいっぱいです。

行政書士は、業許可をはじめとする業行政の中で、直接中小企業の経営に関わる業務を行っており、許認可によって求められる商法基準に基づく財務諸表の作成を担ってきました。今、変わりつつある情報化社会の中で、会計はまさに重要な位置づけをされていきます。行政書士業務の新たな展開を期する上で会計に関する業務は必須になることは自明のことだと考えています。

この記事に関連して、経産省が中小企業会計の指南役を養成するために、「公認会計士と税理士向けに、経営計画の作り方、財務上の問題解決法などを巡る中小企業大学校の講座を今年夏にも開設する」としています。

ADRや司法参入のための研修制度も必要なのかもしれません。しかし、今、行政書士にとって現業に直接結びつく分野としての会計業務はさらに重要であると思うのです。今からでも、経産省に働きかけ、予定されている中小企業大学校の講座に行政書士も参加できる道を切り開いてほしいと心からそう思います。

今日の小田原は風もなく穏やかな晴れです。予報では、かなり気温も上がるようです。

今日付の日刊建設通信新聞の10面(浦一面)に建設産業図書館の菊岡館長さんが、建設業法や産業行政のルーツになりそうな戦前の商工省の重要な文書を発掘し解明中である旨の記事が載っています。

菊岡館長さんは、私も参加している「建設産業史研究会」の主催者で、毎回の研究会で主導的な立場を発揮されているとても親しみのある方ですので、貴重な研究対象を発掘して嬉々として取り組んでおられる姿が目に浮かぶようです。この次の研究会では面白い話が聞けそうなので、楽しみです。

見つかった文書は「伊藤文書」というものだそうで、戦前の商工省化学局無機課の担当者であった伊藤太郎という人が保存していた文書原文だということです。記事ではその発掘の経緯などが書かれていますが、「段ボールをあけて驚いた。すべて初めて見る商工省の原資料で、マル秘扱いや持ち出し禁止の書類がぎっしり。一目見て、埋もれていた一級の資料だと直感した。」とあり、建設産業史にとっては相当に貴重なもののようです。

建設産業史研究会は、単に建設産業の歴史を振り返ることが趣旨ではなく、“未来を作るために過去から学ぶ”ことを実践している研究会だと私自身は理解しており、今回の発掘が、建設産業の未来にとって有益であることを期待したいと思います。

今朝、このblogをかなり書いたところで、メールの受信サインが入ったので、そちらのチェックをしたところ、突然OSがフリーズしてしまい、メーラーだけを終了するべくいろいろやってみても無反応状態なので、仕方なく電源を落として強制終了させて再度起動したのですが、作業中であったblogのデータは完全に飛んでしまい、がっくりです。気を取り直して、書き直しです。残念!

今日の小田原は、曇り時々雨といった天気で、かなり強く風が吹いています。なので、体感温度はかなり低いようです。

土曜日の午後11時過ぎにこのサイトの10万アクセスを達成しました。1998年10月1日からこの「尽語」を書き始めて6年6ヶ月での達成なので、あまり早いとはいえないのですが、一つの大きな節目を越えられたことを素直に喜びたいと思います。それにしても、我ながらよく書いてきたものだと一人悦に入っている次第です。

100,001を踏まれた島村泰子さん、コメントをありがとうございました。前後賞ということで何か送らせていただきますので、楽しみにお待ち下さい。
100,000をゲットされた方と99,999を踏まれた方の連絡をお待ちしています。このblogのコメントを書いていただくか、メールにてお知らせいただければ幸甚です。

4月1日に施行されたいくつかの法律をはじめ、このところあまり議論が見えないというか情報が少ないまま重要な法律が次々に成立していくように見えます。
たとえば、個人情報保護法についてですが、以前国民的な議論になった住基ネットの時とは隔絶の感があります。なので、この法律が何を保護の対象としているのか、なぜ5000名以上の名簿(個人情報)を扱う事業者が「個人情報取り扱い事業者」と言うことで突然「主務大臣の監督」下に置かれ、罰則の適用を受けることになったのか、その場合、政府が民間の事業活動に介入することに対する歯止めはかかっているのか等々、議論を尽くしたとはいえないと思うのです。

今、今国会で議論されようとしている「人権擁護法案」についても、自民党の一部から発議され、民主党と公明党は賛成しているが、当の自民党の了承が得られず、国会への提出が出来ないという情報が伝わってきていますが、肝心の法案の中身については、ほとんどといってもいいくらいに情報がありません。聴くところによれば、「人権擁護」という美徳の言葉を使いながら、権力が人権を抑圧的にコントロールする道が開かれるという意見もあるようです。このような重要な法案が国民的な議論を経ないまま国会の審議(といっても、多分に政略的な)だけで成立をしてしまう可能性があることに疑問を持たざるを得ません。

新たな会社法制の問題にしても、法制審議会の議論を経ただけですでに法務当局による法案作成が進められ、この秋の通常国会での成立に向けて着々と準備が進められています。確かにパブリックコメントの募集という手法は使われているようですが、これまでの法律制定過程を見るとその募集期間は限られおり、とても国民的なコンセンサスが形成されることにはなっていないと思うのです。

お隣の韓国では、かなり前から国民生活に影響のある重要法案については、「立法予告」の制度があり、少なくとも1年以上の期間国民的な議論をする期間が保証されています。その期間に学者、研究者が様々な意見を出し合い、国民の前で議論をすることによって、コンセンサスが生まれる社会風土が醸成されるのだと思うのです。日本にもこのような制度があればよいなぁ。と、思う今日この頃なのです。

今日から新年度

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今日から新年度。新年度の幕開けは穏やかな晴れです。目の前にある神奈川県小田原土木事務所の大きな桜の木はまだ開花していないようです。

今朝、先週休ませ頂いたメルマガを発信しようとmail magicの送信ボタンをクリックしたところ、何遍押しても「認証されません。」と言うことで、送信不能状態でびっくり。。。じつは、今日から日行連のgyosei.or.jpのアカウント管理が、有償となり、「全行団」に移行したのですが、「有償による継続使用」の申込をしたと思っていたつもりが、全行団Webサイトでの「アカウント保護」手続きだけで止まっていたようで、結局、今日から使用不可になってしまったようです。

とは言え、配信をしないわけにはいかないので、当事務所のozeki-office.comのアカウントを使って無事にメルマガの配信を終わりました。が、しかしです。gyosei.or.jpのアカウントを使用している多くの配信先が不達になってしまいました。どうやら、うっかりしていたのは私だけではないようです。日行連、全行団の啓蒙が足りなかったのではないかと言いたくなります。

今日は、改正民法(口語体)、個人情報保護法、電子文書法など、沢山の法律が施行されます。民法の口語体への移行は、以前用語の変更に関する報道があり、話題になった記憶はあるのですが、まだ条文の全体を読んでいない状態で施行となってしまったので、ちょっとびっくりです。
また、「公共工事の品質確保に関する法律」(品確法)も今国会で成立したばかりですが、今日付の施行です。

いずれにしても、今年なってから不動産登記法の全面改正をはじめとする重要法律が次々に施行されており、これらの情報を咀嚼してきちんとした理解をすることが大変な作業になっています。さらに、新会社法の制定が控えており、当分は勉強、勉強の世界であることは十分に理解はしているのですが、事務所経営も新たな方向を模索しなければならず、さらには、年齢には勝つことは出来ず、脳の咀嚼能力が衰えつつあるので、たいへんです。がんばりましょう。

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