現場経営の大切さ

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今日は晴れ。風もなく穏やかな朝です。

今朝の朝日新聞に大阪四天王寺前にある寺社建築で1400年の歴史を持つ「金剛建設」という会社の民事再生で、現場の棟梁=社長という感覚で上手く再生が軌道に乗っているという記事がありました。

1400年も連綿と続いていることだけでも驚きですが、この時代の中で再生を果たしさらに新たな歴史を作り続けていることに感動を覚えました。一時は、寺社建築以外に手を広げ、それが逆に危機につながったそうですが、今は、寺社建築をコアとしてそこに特化して、棟梁が現場経営を行って利益を出しているそうです。

このところの「官製談合」問題や相変わらずの“価格のみ、落札率のみ”の公共建設市場中で多くの地場建設業者が厳しい経営を強いられている中で、“現場経営”の大切さを再確認させてくれる記事です。

が、“落札率が95%を超えていれば談合があったとみなす。”という乱暴な話も聞こえてくる昨今、設計施工分離という制度の中で、設計価格が決まり、それを元にして予定価がつくられ、議会承認を経て入札が実施される仕組みの中で、受注者側は、同一の設計仕様書に基づいて積算し、予定価に掛けられる歩切りを考慮した入札額を決めているのにもかかわらず、落札率85%〜90%(時には75%以下と言うこともあるらしい)くらいの範囲で入札に参加せざるを得ないというのは、どうにも腑に落ちません。元々の落札価格が利益を度外視しなければ受注できない状況で、現場経営などできようはずもないと思うのです。

公共建設工事の適正な建設価格とは何かについてきちんとした議論がなされるべきだと思うのです。

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このページは、が2007年1月26日 09:12に書いたブログ記事です。

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