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2007年05月18日

●“拳銃立てこもり事件”に思うこと。

今日は晴れ。暑くなるという予報です。先月からこのところの気温の差には参ります。体がついていけませんですねぇ(汗)。

昨日からマスコミは、愛知の“拳銃立てこもり事件”で大騒ぎになっています。しかし、打たれた警官を長時間収容することも出来ず、あげく収容したときに別の若い警官が撃たれて死亡というのはなんとも痛ましい・・・、でも、その様子を長々実況生中継をし続けるTVマスコミはどういう神経をしているのか・・・と思うのは私だけ?

それにしても、元暴力団を破門された(らしい)人物とはいえ、自分の息子と娘を拳銃で撃ち、妻を人質に立てこもるというのは、なんだか狂気じみています。こんな人物が文教地区のど真ん中に居住し、しかも拳銃を所持していたのでは、日本の治安はどうなっているのかと疑いたくなります。

近年拳銃による犯罪が目立って多くなっているようです。“銃刀法”という法律があって、一般市民は武器を持たないという社会原則が確立されていたはずの日本で拳銃が市中に出回り、普通の市民でさえ拳銃を所持している可能性が増えいているというのは深刻な問題だと思うのです。

このことは、急激な時代の変化によって市民社会(共同体)が崩壊し、そのことはすなわち、ラカンのいう“象徴界の崩壊した状態”である「精神病」を病んでいる社会であるという指摘はあながち間違っていないような気がします。今回の事件は、そのことを象徴しているようにも見えます。

生き延びるためのラカン
斎藤 環
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