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2007年03月13日

●ウェブ進化論

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫
筑摩書房 (2006/02/07)
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3月13日読了。

筆者は、web2.0を「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」が本質にあるもの、と定義している。
総表現社会などといってはいるが、やはりそこまで能動的な活動ができる人間なんて限られているし、受動的な人間というのは少なからずいるわけだが、敷居が低くなって、(表現者としての)プロとアマとの垣根も低くなっているのは事実なのやも。
そこをどう利用していくかは個々人の問題だから、そこまで言及はできないのは確か。

個の嗜好をインプットして、常時その嗜好にあった情報を流し続ける「自動秩序形成システム」なんてものが将来像としてもあげられているが、そうなるとはたして「個の嗜好」というものが個性なのかコンピュータによって形成されているものなのかがわからなくなるのは不安。

今までのコンピュータ業界の旗手であった経営者を年代別に分けるのはよいが、web2.0企業の代表者が短絡的に1991年生まれからでるなどというあたり、若干、楽観的にすぎる気がする。

ただ、今、web上でなにがおきているのか、なにがおきつつあるのか、ということを象徴的に把握するには良い本。

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