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2007年09月14日

●十文字橋

先日の台風で落橋した酒匂川の「十文字橋」の近くまでいく用事があったので、せっかくなので写真を撮ってきました。

2007091401.jpg

場所は↓

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おそらく基礎の下の地盤が根こそぎ持って行かれたというような感じで、橋脚が2mほど沈降したそうです。
上流に「新十文字橋」があるのでとりあえず川を渡るのに問題はありませんが、生活動線が変わってしまうのは周辺の方々にとってもつらいものでありましょう。

しかし、こういった現場や、西湘バイパスのような通行止めが続いていることを見ると、否応なしに「被災地」にすんでいる気分にさせられます。

それにしても、先日、西湘バイパスの崩落原因についてNHKで放映していましたが、砂浜が波によってさらわれて、擁壁が基礎ごともっていかれたというようなことを話していました。

ちなみに、相模湾はここ数年、砂浜が後退していって、どんどん狭くなっていっていると感じていましたし、そのような報告も聞き及んでおりました。
数年前、当時知事候補者だった松沢氏も地元にきたときには、そのことと、対策を練るべきだと主張していたものですが、知事になってからどのような対策を打ち立てたかは残念ながら実感できておりません。

ダムが山から運んでくる砂をせき止め、結果、波にさらわれ減少していく砂浜の砂を補充することができずに砂浜が後退していったというのが大半の見方です。
この考えからすると、砂浜の後退をとめられなかったことが、西湘バイパス崩落の遠因ということもできるかと思います。

現知事の責任をとやかくいうつもりはありませんが、無計画なダムの建築など人間のおろかな失敗が、未来をあやうくしているものというのが身近に感じられる今日この頃です。

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