●新経審Q&A 第8版
すっかりごぶさたしてしまいました。
今回は本の紹介だけ。
新経審Q&A―許可の取得から入札まで
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全国建設関係行政書士協議会
日刊建設通信新聞社
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今年4月施行の経審に対応した、Q&Aがやっと発刊にあいなりました。
気がつけばもう第8版。
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今回は本の紹介だけ。
今年4月施行の経審に対応した、Q&Aがやっと発刊にあいなりました。
気がつけばもう第8版。
『「法令遵守」が日本を滅ぼす』の郷原教授の本。
こちらのほうが古いようですが。
入札妨害罪や談合罪などの入札関連犯罪についての歴史的経緯などをふまえた考察を行っており、大変興味深い書です。
3月13日読了。
筆者は、web2.0を「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」が本質にあるもの、と定義している。
総表現社会などといってはいるが、やはりそこまで能動的な活動ができる人間なんて限られているし、受動的な人間というのは少なからずいるわけだが、敷居が低くなって、(表現者としての)プロとアマとの垣根も低くなっているのは事実なのやも。
そこをどう利用していくかは個々人の問題だから、そこまで言及はできないのは確か。
個の嗜好をインプットして、常時その嗜好にあった情報を流し続ける「自動秩序形成システム」なんてものが将来像としてもあげられているが、そうなるとはたして「個の嗜好」というものが個性なのかコンピュータによって形成されているものなのかがわからなくなるのは不安。
今までのコンピュータ業界の旗手であった経営者を年代別に分けるのはよいが、web2.0企業の代表者が短絡的に1991年生まれからでるなどというあたり、若干、楽観的にすぎる気がする。
ただ、今、web上でなにがおきているのか、なにがおきつつあるのか、ということを象徴的に把握するには良い本。