●電子定款の初体験
本日当事務所としては、定款を「電磁的記録の認証」してもらいました。
いわゆる「電子定款」の作成という手続きです。
印紙代4万円が免除になるのが話題ですが、行政書士の側からすると、電子証明書やAcrobatを購入しなくてはならないので、費用負担が若干あります。
初期費用といえば初期費用なので、数多くこなせばいい話になりますが。
1)手続きとしては、ワープロソフトで作成した定款をPDF化。
↓
2)PDFに電子署名付与プラグインを用いて署名。
↓
3)法務省オンラインシステムで公証役場に対して申請
という流れになります。
日行連のマニュアル掲載サイトが工事中なので、若干手間取りましたが…
行政書士用電子証明書(ビジネス認証サービスタイプ1-G)の出番は、2と3。
2でPDFに署名した後、3でブラウザ上でPDFをアップロードしたうえに、それに電子署名をするという二度手間。
しかも、3の手続きにいたっては、Javaの機能を使っているとはいえ、ブラウザ上で動かしているものだというのに、ブラウザにインストールされた電子証明書を使わず、電子証明書ファイルから直接署名を行うようになっているのはどうにも合点がいきませんでした。
とまれ、今回が初めてだったもので手慣れないところもありましたが、今後はできれば顧客の出費が抑えられるように、電子定款も活用していってみたいものです。
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