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mail magazine   Ozeki-Letter   2004.1.2 【第31号】
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2004年。明けましておめでとうございます。
小田原支部の小関です。

 昨年中は大変お世話になり、また、このメルマガをご愛読いただ
き本当に有り難うございました。
 本年も引き続き、毎週金曜日の定期発行をしていきますので、よ
ろしくお願い申し上げます。

 今年は、我々行政書士にとって、情報化社会という新たな社会シ
ステムの中での生き残りを賭けた正念場の年になると思われます。
気を引き締めて、新たなビジネスモデルの創出を目指して頑張る決
意です。キーワードは、市民社会との“信用と信頼の構築”です。

 本年が、制度と私たち行政書士の21世紀における事務所経営と
業務の礎を築くために記憶に残る年になることを祈念したいと思い
ます。頑張りましょう。

 ★★★★★★★予防法務研究会入会申込受付中★★★★★★
      
神奈川予防法務研究会(KPLG)入会申込受付をしています。
下記のサイトにアクセスし、設立趣意書、規約、入会案内をよく読
んで、入会申込フォームに必要事項を書き込んでお申し込み下さい。

        神奈川予防法務研究会のURL 
          http://www.kplg.com

「予防法務」は、私たちの未来をつくる戦略です。一人でも多くの
会員の皆さんの参加を心よりお待ちしています。

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【予防法務研究】

 以下の文章は、神奈川予防法務研究会今村事務局長の投稿です。
         
   〜予防法務という考え方について〜

予防法務という考え方は、私たち行政書士にとって、これまでも、
そしてこれからも本当に大切な生命線のひとつだろうと思います。

私たちに業務を依頼する人たちは、各種の許認可業務にしろ、相続
などの権利・義務に関する業務にしろ「行政書士さんに頼んだのだ
から、もう安心だ・・」と考えるでしょう。言い換えると、行政書
士という専門家に相当の対価を払ってまでも書類作成を依頼するこ
とで、将来抱えるかもしれない紛争やトラブルを何とか予防したい
し、現在抱えている心配や不安から開放されて、安心したい、とい
うことではないでしょうか。

依頼を受ける私たちのほうから考えると、私たちはそれだけの安心
感(=信頼)を与えることのできる存在、それだけ重要な責任を負
っているということでもあります。
依頼者の信頼に応え、しかも私たち自身に課せられている責任を果
たしていくには、充分な研鑽と経験が必要不可欠ですし、またそれ
を互いにフィードバックすることも重要です。孤高の剣豪のごとき
修行と、サッカーチームのようなチームプレーとでも表現すればい
いのかも知れません。

私自身、神奈川予防法務研究会の事務局を引き受けることになって
、あとからゆっくり考えた時、「予防法務」という壮大な単独峰の
麓に一人立ちすくんでいるような気がしました。果たして、自分に
こんなことが務まるのだろうかと・・・・。

しかし、受けたからには、一人でも多くの人に、少しでも多くの機
会を提供して、この重要な「予防法務」の山にみんなで力を合わせ
て挑んでいこうと思います。

 どうか、本年3月の神奈川予防法務研究会の設立に向けて神奈川
県行政書士会会員の皆様のご協力、ご支援を心よりお願い申し上げ
ます。
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【改正行政書士法を読む】・・・・・・・(1)

 昨年の第156国会において、「行政書士法の一部を改正する法
律案」が可決され、本年(平成16年)の8月1日からの施行と決
まった。

 施行までの間に、改正行政書士法に適合するように各単位会の会
則や日行連の会則の変更を完了しておかなければならないことを考
えると、あわてることはないにせよ、急いでその解釈や運用に関す
る疑問を少しでも解決しておくにしくはないと考える。

 今回の改正は、「法人化」という未知の領域までも含めた改正と
なっている関係で、私の知る限りでも相当な誤解や混乱が生じてい
るようにも思える。

 そういう意味で、まだ、きちんとした資料等も入手できているわ
けではないが、当面手元にある資料に基づいて、私なりの疑問点を
明らかにしたいと考える。

 賢明な読者の方々からの、貴重なご意見、ご指摘を切に望む次第
です。


 今回の行政書士法の改正は、極めて大きな改正であると言える。
むしろ、画期的な「改正」と言ってもいい。行政書士にとっての
「常識」が、今後は「常識」ではなくなる。そんな意味での大胆な
改正だ。

今回改正の外見上の変化は、すぐに見てとれる。条文に、「目次」と「章名」がついた。

これによって、行政書士法の構造は随分わかりやすいものとなり、
また、その規定の仕方も整然としたものになったと言える。

今回改正の内容的な部分で言えば、行政書士事務所の法人化が明確
に規定されたことだ。このことが、今回改正の最も大きな事項であると言える。これに伴い、行政書士(個人)事務所及び行政書士法人に使用人として従事する行政書士の存在が法的に認められることとなった。

第二の改正事項は、一般の国民から不正を働いた行政書士等に対す
る懲戒権に関して、規定を設けたことである。
これは、行政書士制度が真に国民から信頼され活用される制度として自己成長を果たしていく上で、大切な制度である。

第三は、行政書士、行政書士法人、行政書士会及び日本行政書士会
連合会と「まぎらわしい名称」を用いることに禁止規定である。従来は、「行政書士」に関してのみであったのが、「行政書士法人、行政書士会及び日本行政書士会連合会」にも拡大されたものである。
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※この連載は、全国建設関係行政書士協議会(全国建行協)での
 友人である岡山県の“行政書士八尾信一氏”の提供です。
    現在、今年度改正行政書士法の解説を連載中です。
       http://www.ab.wakwak.com/~sigyo/
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【今週の一言】 1/1(元旦)の『てんめい尽語』から
             http://tenmei.pos.to/tenmei.html
【明けましておめでとうございます】
昨年は、本当に思うようにいかなかった一年でしたが、今年は昨年
を引きずることなく、ポジティブに生きてみたいと思います。
しかし、今年は、昨年以上に私の事務所にとっても、行政書士制度
にとっても苦しい状況に陥っていくことが予測されます。この20
04年という年は、来年2005年の電子政府の稼働(情報化社会
元年)に向けて日本社会のあらゆるところで、新たなスキーム(枠
組み)が姿を現してくると思われます。新たな社会システムが現実
に見えて来る年だと考えています。

今年を生き抜くためのキーワードは、『従来型の思考、やり方との
決別』です。今年中に我々が生き残っていくための新たなスキーム
を創り出し、新たなビジネスモデルを創出することによって、新た
な社会システムの中で生き残り、発展していける礎を創らなければ
ならないのです。

私の脳の中では、かつてないほど危機意識が高まっています。今年
が、我々の行政書士という制度が『茹でガエル』にならないための
タイムリミットであり、まさに崖っぷちの年になると考えているか
らに他なりません。

しかし、だからといって一人では何も出来ません。昨年お世話にな
った多くの人たちやさらに多くの方々と今の現状、時代認識を共有
するために語り合い、出来るだけ多くの皆さんとの間で共通した認
識を持てるように全力を挙げて取り組みたいと思っています。
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私は、この「激変期」の中で、従来型の社会システムとして機能し
てきた行政書士制度を新たな社会システムに移行するために必要な
改革を加速するためのチェンジリーダーとしての役割を担うべき時
が来たことを確信しています。
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昨年の元旦に、このように書きました。が、残念ながらリーダーシ
ップを発揮するための“場”を得ることが出来ませんでした。しか
し、“激変期”の2年目に入る今年は、だからといって座している
わけにはいきません。自ら“場”を作り、我々にとって必要な新た
なビジネススキームをつくるためのリーダーシップを発揮してチェ
ンジリーダーとしての役割を果たしていきたいと考えていますので
、皆様方の変わらぬご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

本年が、皆様方にとって幸多からんことをお祈りいたします。

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【Ozeki-Letter】           2004.1.2【 第31号 】
(引用転載の制限はまったくございません。ただし、本文中第三者
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なお、このメルマガのバックナンバーは、下記をご覧ください。
   http://tenmei.pos.to/mail-magazine/index.html

【発行人】行政書士 小関典明(小田原支部会員)
     HP URL  http://tenmei.pos.to/
     e-mail ozeki-n@gyosei.or.jp
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