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mail magazine   Ozeki-Letter    2004.8.6【第62号】
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小田原支部の小関です。
 暑中お見舞い申し上げます。
 7月中は記録的な暑さが続きましたが、8月に入り、例年ではこ
れからが夏本番の時期です。
 熱中症などで倒れる人が増えています。
 十分水分を取り、疲れすぎないことやたっぷり睡眠をとることな
どを心がけ、この夏を乗り切りたいと思います。
ご自愛下さるよう。。。

 明日、7日土曜日は、川崎北支部の研修会で、行政書士法人に関
する話をします。
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【業務実践講座】         P
          〜設立・起業支援〜

 会社の設立や企業支援を行政書士に依頼されるケースが増えてき
ました。このことは、設立・起業支援の業務が行政書士の業務であ
ることが、社会的に認知されてきたことの表れだと思います。
 私の事務所でも、ここ数年の実績では年間15社前後の設立依頼
があります。
 会社設立関係書類の作成(登記申請書を除く)、特に定款の代理
作成は行政書士の独占業務であり、法務・会計・マネジメントの知
識を持った行政書士にとって、設立だけではそれほどでもありませ
んが起業支援をプラスすることによって、まさにコア・コンピタン
ス(核心的業務)と位置づけることの出来る業務となります。

 会社設立に関する相談は、@全く新たに起業をする場合、A個人
営業を法人成りさせる場合、B分社化等で、法人が新たな法人を設
立する場合に大別されますが、いずれの場合も相談者の側に会社法
務に関する知識がほとんどないという場合が多く、まずは、本人の
起業意思や何をしたいのかといった基本的な意思確認をした後に、
業の中身を検討しながら法人化する必要があるのか、法人化するこ
とによるメリット、デメリット、さらには、資本調達や経営計画な
どについて検討を進めなければなりません。また、建設業や宅地建
物取引業、運送事業といった許認可を必要とする事業目的で設立
(起業)しようとする場合には、それらの許可や免許を取得するた
めに必要な要件や法的整備事項に関する検討も必要になります。

 会社設立の依頼が入ると、手続だけを考えて必要事項だけを説明
し、業務に入ってしまう人も中にはおられるかもしれません。が、
「設立」とは、新たに法人組織を立ち上げて経営主体をつくり、営
業を展開するということであり、そのことを依頼者に十分理解をし
てもらい、手続を進めていく必要があります。そして、その中で会
社法務、マネジメントや許認可に関する知識・情報を提供し、本人
の起業意思の確認をしながら手続に入っていくことによってより実
態にあった営業形態で起業していくことが出来るので、顧客満足度
が高まり、起業後、経営の継続とともに固定した顧客となっていた
だける可能性が高まることとなります。

 近年、会社設立は行政書士の業務だと言うことで、登記申請まで
やってしまう行政書士が増えているようです。しかし、登記申請書
の作成、登記申請手続代理は司法書士の独占業務であり、無報酬で
しかも本人申請で登記手続を行ったとしても、登記申請書を業とし
て(反復継続して)作成した場合は、司法書士法違反として罰せら
れる可能性があるので、登記申請については、司法書士に依頼する
必要のあることを是非、御理解いただきたいと思います。
                         (つづく)
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【制度と会を考える】

        〜連合会と会と支部の関係〜

 行政書士法は、強制会制度をとっており、私達行政書士は、行政
書士名簿に登録するのと同時に事務所所在地を管轄する都道府県行
政書士会に入会しなければ業務が出来ないことになっています。
 そして、各行政書士会の会則(神奈川会会則第72条3項)によ
って、当然に支部に所属することとなっています。
 行政書士会組織の最小単位が支部であり、支部は「業務の改善並
びに会員との連絡及び調整を図る」(会則72条)ためにあります。
従って、私達会員は、支部を中心に会活動に参加をしています。

 日本行政書士会連合会は、各都道府県行政書士会を構成員として
組織されており、日本弁護士連合会のように一人一人の行政書士が
構成員となっている組織ではありません。なので、日行連は、各都
道府県行政書士会を通じて会員行政書士の登録業務や指導・助言を
行っています。又、日行連の役員も各都道府県行政書士会から推薦
され、日行連総会で選任されています。

 各都道府県行政書士会(単位会と言います。)は、個々の行政書
士が会員となり、組織されています。この単位会が地域ごとに纏ま
って日行連との連絡調整のために組織されているのが地方協議会と
いいます。地方協議会は、北海道地方協議会(北海道会のみの組織
)、東北地方協議会、関東地方協議会(関地協といいます。)、中
部地方協議会、近畿地方協議会、中国地方協議会、四国地方協議会、
九州地方協議会という8つの地方協議会があります。
                            以上
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【今週の一言】 8/5(木)の『てんめい尽語』から
             http://www.ozeki-office.com/blog/
【行政書士法人設立】

今朝のニュースで、世界中で異常気象が頻発しているという話と映
像がありました。洪水あり、異常低温あり、熱波、異常乾燥があり
で、ありとあらゆる異常気象が現れているようです。これは、人間
が地球をいじめすぎてきた結果なのでしょうか。

このところの暑さで、寝不足状態が続き、かなりグロッキー状態に
なりつつあります。もういい加減してもらいたい今日この頃なので
す^^;

昨日午前中に、行政書士法人の社員資格証明書を入手して定款の認
証をして、設立登記申請を無事に提出しました。あとは登記完了を
待って、設立届けを本会経由で日行連に提出し、行政書士法人名簿
に登載をしてもらうことになります。果たして何番の登録番号がつ
くのかが楽しみではあります。

今週月曜日の話では、社員資格証明書を申請しているのは、神奈川
会の私の事務所のほかに東京会、兵庫会からきているという話でし
たので、みんな1番を狙って急いでいるようです。

あまりこだわる必要はないのですが、やっぱり、8月1日施行の改
正行政書士法によって歴史的にも始めての制度の発足なので、どう
せやるなら。。。と、こだわってみたくなるのも人情なのだと思い
ます。
まぁ、どっちでもいい話なのですが。。。ハハ

ところで、今度の土曜日(明後日)に川崎北支部の研修会で「行政
書士法人の設立実務の実際」というテーマでの話をしろといわれて
いるのですが、行政書士法人化を考えている行政書士以外の人にと
っては、あまり面白い話とはいえないテーマなので、そのように言
ったのですが、川崎北支部の研修担当者からは「いやそんなことは
ない」という返事だったので、今更テーマを変えることは出来ず、
どのような内容にしたらいいのかを悩んでいる次第なのです。

まぁ、私の話のあとに「法人化は行政書士業務にいかなる変化をも
たらすのか?」というテーマでパネルディスカッションをやるよう
なので、そこにつながる話を組み立ててみたいと思います。
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【Ozeki-Letter】            2004.8.6【 第62号 】
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【発行人】行政書士 小関典明(小田原支部会員)
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