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mail magazine   Ozeki-Letter    2004.8.13【第63号】
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小田原支部の小関です。
 残暑お見舞い申し上げます。
 まだまだ暑い日が続きますがご自愛下さい。

 当事務所は、8月4日付で行政書士法人設立登記を完了し、行政
書士法人小関事務所となりました。よろしくお願いいたします。
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【業務実践講座】                     Q
          〜代理権活用のすすめ〜

 平成14年の行政書士法の一部改正によって、行政書士の法定業
務として代理業務が出来ることとなりました。
 代理権の説明については、行政書士かながわの7月号に私の論文
が掲載されているので、是非お読みいただきたいと思います。

 ここでは、代理権の活用事例を書いてみたいと思います。
 行政書士の代理権は、ご周知の通り第1条の3第1号代理権(申
請手続代理)と2号代理権(契約書等を代理人として作成すること)
があります。

 申請手続代理は、これまでの「提出代行権」という曖昧な概念か
ら代理への変更を明示したものですが、これにより「代行」はあく
まで「使者」の概念でとらえられることとなり、補正や行政窓口、
審査段階での質問への応答や処理に関する協議は出来ないこととな
りました。

 私の事務所では、現在原則としてすべての手続を申請手続代理で
行っています。申請書に代理人として記名押印し、委任状を添付し
ている以外は、従来通り、補正に応じたり、許認可事務の処理につ
いて担当官と協議をしたり出来るという環境に変化はありません。

 ただし、依頼者が虚偽の申し立てや資料の改ざんを行っているよ
うな疑いがあり、その点を指摘して説得を試みても自分の考えが正
しいという主張を変えず、また、資料も補正に応じようとしない懐
疑的な依頼者の場合は、業務を拒否する明白な理由がないので、本
人の意思や提出された資料を基に書類を作成し、代行あるいは本人
に提出手続をしてもらうことがあります。

 この場合には、本人にそのことを十分理解してもらえるよう説明
をし、当事務所では、補正に応ずことは出来ないし、質問に対する
応答も申請者である本人がしなければならないという了解のもとに
業務を行っています。

 しかし、基本的には、代理人として申請手続を行うことが望まし
く、懐疑的な依頼者に対しても、許可制度や根拠法令の説明を行い、
将来問題が起きないよう適正な申請を行うよう説得をすることが専
門家の責務であると考えています。
                         (つづく)
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【制度と会を考える】

        〜行政書士会への帰属意識〜

 私達行政書士は、行政書士制度の中で業務を遂行し、日々の糧を
得て生活をしています。行政書士会は、その制度の適正な運用と業
務の進歩改善を目指すことを目的として活動をしています。

 各都道府県行政書士会(単位会)は、一人一人の行政書士を構成
員として組織されています。確かに懲戒権など弁護士会のような強
い自治権はありませんが、私達の自治組織なのです。

 行政書士会が対外的に制度の有用性や行政書士が提供しているサ
ービスの内容をPRし、また、個々の行政書士の資質や専門性の向上
のための研修を行い、さらには、行政や市民団体、業界団体との信
頼関係を構築し、行政書士業務のスムーズな遂行に寄与しているの
です。まさに、私達行政書士にとって、行政書士会はなくてはなら
ない重要な組織なのです。

 規制緩和の流れの中で、「強制会制度の廃止」が議論の俎上に載
っているという情報もあります。たとえ、強制会制度が廃止された
としても、行政書士制度を守り、発展させていくためには行政書士
会は必要不可欠な組織であるといえます。

 だからこそ、私達一人一人の会員行政書士が、会への帰属意識を
持ち、高め、共通理解の下に団結をしていくことが必要なのです。
そのために、一人一人の行政書士が“何が出来るのか”を常に考え
ていかなければならないと思うのです。
                         (つづく)
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【今週の一言】 8/13(金)の『てんめい尽語』から
             http://www.ozeki-office.com/blog/
【ちょっと悔しい2番でした。】
 昨日、日行連の大塚専務理事(宮城会会長)から「日本で2番目
の行政書士法人!」という連絡をもらいました。大塚専務理事とは
10年来の友人なので、気にしていてくれたようです。
 早速連絡を取り、“1番はどこか”と尋ねてみたら、東京会から
の申請だそうで、法人名までは教えてもらえませんでした。

 “一日遅れた”と言っていましたが、それもそのはずで、私のと
ころと同じペースで登記が完了し、法人成立届けが提出されたとし
ても、東京会と日行連は同じ建物の1階と2階なわけで、郵送で送
らなければならない神奈川会とはちがって、速攻で日行連に届くの
ですからかなうはずもありません^^;。く、くやし〜ぃ(悲)

 他の単会からの申請に負けたのならば、諦めもつくのですが、俄
然有利な環境にある東京会に負けたのでは、悔しい思いが残ります。
とは言っても、どうにもならないので、『全国での2番目』と言う
ことで納得しましょう。神奈川会の事務局(小池さん)に感謝です。

 とはいえ、日行連事務局の説明では、行政書士法人名簿への登録
は、毎月1日と15日に機械的に登録番号が付されると言うことで
、“入力順”とは限らないと言うことであったので、まだ、何番の
登録番号がくるのかは定かではありません。16日に神奈川会を通
じて連絡がくるようなので、楽しみに待ちましょう。

 ところで、日行連への登録は以上の顛末(まだ途中ではあるが)
なのですが、神奈川会への入会方法がまだ決まっておらず、入会金
等がまだ納められないでいます。初めてのことなので仕方がないと
思うのですが、改正行政書士法の施行が8月1日と昨年から解って
いるのですから事前に準備をしておいてほしかったですねぇ。

 まぁ、行政書士法人は、登記によって成立し、成立と同時に当然
に行政書士会会員となるので、手続は後追いでもかまわないのです
が。。。
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【Ozeki-Letter】            2004.8.13 【第63号】
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【発行人】 行政書士法人 小 関 事 務 所
     代表社員 小関典明(小田原支部会員)
     HP URL  http://www.ozeki-office.com/
      e-mail ozeki-n@gyosei.or.jp
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