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mail magazine   Ozeki-Letter    2004.9.17【第68号】
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小田原支部の小関です。
 小関事務所よりお知らせです。
 当事務所では、加除式の書籍を3年または数年ごとに台本丸ごと
買い換えています。今回下記の書籍を買い換えましたが、これまで
使っていた書籍を無償(送料のみ)でおわけしたいと考えています。
情報は多少古くなっている部分はありますが、十分使用に耐えるも
のも少なくないと思われますので、捨てるのもいかがなものかと思
い、ご案内することとしました。

             記
   1.契約書式要覧(1〜6巻)
   2.合意書、示談書、協定書モデル文例集
   3.公正証書モデル文例集(単行本)
     以上、すべて新日本法規出版(株)刊です。

 必要な方は、メールにてお知らせください。ただし、各一組しか
ありませんので、一人一組限り(希望者がおひとりの場合は全部で
も可)とし、先着順とさせていただきます。
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【オピニオン】                    (3)
        〜行政書士会のやっていること〜

 前回、行政書士法がなぜ強制会制度を採っているかについて書き
ました。

 行政書士会は、強制会制度を採っている、いないに関わらず紛れ
もなく“業界団体”です。行政書士法は、行政書士の業務独占を定
め、独立開業することを前提とした制度設計がなされています。従
って、行政書士会は、独立開業行政書士の業務に必要な情報・知識
の提供を行い、その業務が適正に行われるよう指導・助言を行うこ
とを使命としています。
 又、同時に制度の適正な運用を確保し、その進歩・発展を図るた
め、広報活動や、関係行政庁や諸団体等に対する渉外活動など様々
な活動を行っています。
 もちろん、これらの活動は、役員を中心とした執行組織によって
行われているわけですが、役員といえども一人の行政書士としての
業務を遂行し、事務所経営を行っているので、役員としての活動を
補佐するために常勤の事務局職員を置いています。

 一般の会員、特に新入会員にとって、事務局が行政書士となって
初めて接する行政書士会組織であり、親しみやすく、又、頼りにな
ると感ずる側面はあるものと思われます。それはそれでよいことな
のだとは思うのですが、事務局職員は、会員一人一人の業務をサポ
ートするためにいるのではなく、執行組織が行う会運営に必要な事
務を補佐するために仕事をしているということを是非とも理解する
必要があります。
 会務としての会員に対する指導・助言、情報・知識の提供は、専
ら役員の役割であり、そのために研修会、会報の発行、業務相談な
どを行っています。この部分での不満等をよく耳にしますが、だか
らこそ、会員一人一人が会の活動に関心を持ち、提供される情報・
知識の質を高め、組織原則に基づいた指導・助言が適切に行われる
組織にしていかなければならないということになります。
                          (続く)
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【業務実践講座】                  (21)
       〜企業再生支援者となるために〜

 許認可等の行政手続き、特に業許可を取り扱っている行政書士に
とって、クライアントである建設業者や運送事業者あるいは宅地建
物取引業者等から経営に関する相談を受けるケースは、結構あるも
のと思われます。
 特に、社会・経済システムの転換に伴う長期不況の中で、企業倒
産や破綻に直面している中小企業からの相談が増えているものと考
えています。

 私の事務所でも、数年前からそうした企業の相談を受け、経営改
善計画を作ったり、それに基づいて金融機関との折衝を行ったり、
又、改善の見込みがたたない場合には弁護士と共に法的整理を支援
するという活動を展開してきました。

 近年では、政府も企業再生を支援するための民事再生法の改正や
破産法の改正など倒産法制を整備し始め、経済産業省の支援の下に
産業再生協議会が作られ、様々な支援システムが作られています。
 この産業再生協議会は、中央及び各都道府県に作られており、弁
護士や公認会計士、税理士、中小企業診断士といった専門家が組織
的な活動を行っているようですが、残念ながら行政書士が参画して
いるという話は私が知る限りではありません。
 しかし、私たち行政書士は、業許可を通じて許可対象業種の実態
や経営問題を一番身近に見聞きし、実際に相談にも乗っているわけ
であり、是非この分野に取り組むべきであると考えています。

 そのため、次回以降、企業再生に必要な情報・知識をこのメルマ
ガを利用して提供していこうと思います。
                         (つづく)
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【今週の一言】 9/13(月)の『てんめい尽語』から
             http://www.ozeki-office.com/blog/
【ターン・アラウンド・マネージャー】

先週、“借りたカネは返すな!”という本を紹介しました。あれか
ら私自身で読んでみて、本当に『敗者復活のない日本の風土を変え
たい。』という思いが強くなってきました。

先週の日行連農林建設部会での本年度事業の具体化の中に、「建設
業再生協議会に関する情報の入手と関係の構築』を入れていただき
ました。今後、建設産業、特に地場建設業は、敗者復活の世界にな
っていくものと考えています。その再生のために我々建設業関連業
務を行う行政書士がどこまで支援できるかが重要な課題となってく
るであろうし、現に、支援を求めるニーズはかなりあります。

その支援を効果的に行うためには、各行政レベルで構築されている
産業再生支援システムに関する情報・知識を収集し、多くの行政書
士に情報提供することが求められているの思います。私も日行連農
林建設WG委員として、微力ながら行政書士の中から一人でも多くの
「ターン・アラウンド・マネージャー」(事業再生の実務を担う専
門家・人材)が生まれるよう努力をしていきたいと思います。
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【Ozeki-Letter】            2004.9.17【第68号】
(引用転載の制限はまったくございません。ただし、本文中第三者
の方からの提供による引用転載部分については、除きます。)

なお、このメルマガのバックナンバーは、下記をご覧ください。
 http://www.ozeki-office.com/mail-magazine/index.html

【発行人】 行政書士法人 小 関 事 務 所
     代表社員 小関典明(小田原支部会員)
     HP URL  http://www.ozeki-office.com/
      e-mail ozeki-n@gyosei.or.jp
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