2009.07.21
今日は、このところの暑さはなく、梅雨に逆戻りしたような曇天の涼しい朝です。予報では東京地方に雨マークはなかったのですが、いつ降ってきてもおかしくない雲行きです。
今朝はかなり涼しくなり、朝起きたときには寒いくらいだったので、今日は神奈川会の理事会に行くので久しぶりにスーツを着てネクタイをしてきました。
衆議院は今日午後解散で、いよいよ8月30日の投票日に向けて本格的な選挙戦に突入します。が、未だに各党のマニフェストの正式な発表はありません。民主党のものは細切れに新聞には載るのですが、きちんとした形のものを読んでいないので、その真偽は定かではないので、何とも歯がゆい限りです。
月曜日の朝日新聞一面に載った「高校生の学費無料化」の政策については、年額で12万円を親に支給するというものですが、選挙用のばらまき政策のように感じます。趣旨はわからないでもないのですが、定額給付もそうですが、政策担当者の思惑どおりには行かないのが常で、この学費支給も親に渡したのでは、学費以外に使われる事例が後を絶たないような気がします。
これを実効性のあるものにするのであれば、学校に前生徒の学費相当分として支給して制度的に学費を無料にした方がよほど分かり易いように思われるのですが、どうでしょう。
衆議院の解散前には、自民党の両院議員懇談会が開かれる予定ですが、ここでどんな議論が交わされるのかが注目されています。自民党執行部は、非公開での開催を目指しているようですが、非公開では国民から見放されることは確実で、選挙への影響も大きいのはないかという意見も強くあり、まだどうなるのかは見えてきません。
いずれにしても、「政権交代」だけが一人歩きをして、国民の不安を解消するような政策議論は出てきていません。一体、この先どんな社会を目指すのかを明らかにして、その選択を国民に問うのでなければ選挙自体の意味が大きく損なわれると思うのです。
2009.07.16
今日は、朝から快晴。夏の青空が空一杯に広がり、太陽がギラギラと輝いています。あっついです(汗)。
今朝は、5時19分頃の地震で目覚めました。震源は山北方面で小田原は震度2という速報でした。短い揺れでしたが、ここ何年も揺れていないので、結構びっくりしましたです。
昨日の新宿は暑かったです。今日も暑くなるようですが、夏はまだ始まったばかりなのに、早くも夏バテしそうです。明日からは平年並みの気温になるという予報でしたが、平年並みと言ってもこの時期ですから、あまり涼しくなることはなさそうです。
昨日、新宿行きの電車まで時間があったので、本屋さんを覗いたら、最近TVでよく見かけるジャーナリストの上杉隆氏の書いた「民主党政権は日本をどう変えるのか」という本が目に入ったので、思わず買ってしまいました。
往復のロマンスカーで読んでみましたが、なかなか面白い本(小冊子)です。
民主党のマニフェストがまだ正式発表になっていないので、確定情報ではありませんが、民主党が本気で日本の「予算」全体を見直して「特別会計」を全部一般会計化し、国会の議論の対象にするという革命的なことに取り組むと言うことであれば、これはかなり面白いことになると思うのですが、上杉氏も言っているように霞ヶ関との大戦争になるので、今度の総選挙で民主党を中心とした野党連合が、絶対過半数を確保できなければかなり難しい事態になると思われます。
民主党も実際にはモザイク政党で、右から左まで様々なグループがあり、基本的な政策で一枚岩とは言えない状況にあるようですが、まずは、早くマニフェストを発表して、国民に「日本をどう変えるのか」という公約を示した上で選挙に入ってもらいたいものです。
上杉 隆
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2009.07.14
今日は、薄い雲がかかってはいるものの、黒い富士山が久々に顔を出し、強い日差しがあります。自転車通勤の私は朝から汗だくです。
今日は、午前中私用で厚木まで出掛け、昼頃までには事務所に戻り、午後は相談予約が入っているので、終日事務所です。
昨日麻生首相が、来週21日の週の前半に解散、8月18日衆議院選挙告示、8月30日投・開票という日程を発表しました。解散を1週間前に予告するというのは今までにあったかどうかはわかりませんが、なんだか変な感じがします。
昨日、臓器移植法の改正が成立したことを受けて発表したのだとは思いますが、会期末までまだ時間がある中、重要法案はまだ残っているにもかかわらず、この発表で議員の心はもう選挙戦に突入のGOサインが出て、選挙区へ飛び、国会どころではなくなるのでしょう。
新人候補者にとっては、やっと先が見えたのでホッとしているのかもしれません。さぁ、これから本番だと意気込んでいるのかもしれません。
それにしても、不思議なのは、政権交代がメインテーマになる選挙だというのに、未だどこからも政権公約マニフェストが示されていません。確かに各党の中ではマニフェストづくりの体制は進んでいるようですが、未だにその概要すら出てきていないことにいらだちすら覚えます。
確かに、TV討論番組などでは、議員の口からそれらしいことは語られてはいるのですが、それとて、公約とは言えないディぺートの中の発言でしかなく、しかも、その全容は全く明らかにされてはいません。民主党鳩山代表の政治資金規正法違反の件は、確かに議員個々の問題としては重要かもしれませんが、天下国家の問題である政権構想の方が遙かに重要だと思うのです。
この先日本をどうするのか、いみじくも麻生首相が述べた「どの政党が国民の生活を守り、政権を担うのかが争点です。」という言葉は、まさにマニフェストを発表して述べるものではないのかと思うのです。
2009.07.13
今朝は、日差しはあるものの曇の月曜日です。日中の予想最高気温は31℃ということで、今日も蒸し暑い一日になりそうです。
今朝の週間天気予報では、今週は傘マークはなく、昨日九州南部が梅雨明けしたので、今週後半か来週前半には関東も梅雨明けしそうな雰囲気ですねぇ。
昨夜は東京都議選の開票速報を見ながら夜更かしをしてしまいました。前評判どおり、民主党の大躍進、自民党の惨敗に終わりましたが、麻生総理の「都議選は地方選挙であり、国政選挙には影響しない。」という強気発言はいつまで持ちこたえられるのか見物ではありますが、これまで都議選の結果を受けて政局が大きく変わってきたのは事実で、今週永田町界隈の状況は大きく変わるのかもしれません。
それにしても、昨日の都議選最年少当選者は、民主党の26歳の候補者で、このところ31歳の全国最年少市長の誕生をはじめとして若者の政治家への進出が目を惹きます。政治全体としてはよいことだとは思うのですが、ガンダム以降世代間のギャップがどんどん拡大していく中で、そのギャップを乗り越えて全体を俯瞰的に見て思考できるかどうかが問題になってくるのかもしれません。
もう目前に迫っている総選挙でも若い候補者が全国で目白押しのようです。人を見て投票行動を行いたいものですが、なかなかそうも行かないのが現実なので、政策を見て世代間のギャップを感じない候補者に当選してもらいたいと思っています。
昨日開票された奈良市長選挙でも若い民主党推薦候補が当選したことを見ても、政権交代への流れが本流となってきた感があります。一概に政権交代がよい方に転ぶとは限りませんが、細川政権の時のような脆弱なモザイクのような基盤ではなく、議会での第一党の議席数を確保しての政権交代は、何らかの劇的な変化を生み出すことは間違いないものと思われます。
混沌がさらに深まる可能性は否定は出来ませんが、長い自民党政権の中で培われてきた悪しき慣習が少なからず崩壊することで、社会システム全体が影響を受けることは明らかなので、大いに期待をしたいと思っています。早くマニフェストを見てみたいものです。
2009.06.23
今朝の小田原は曇。昨夜は強風が吹いていましたが、今は静かです。
今朝の報道番組は、昨日出されたセブンイレブンに対する公正取引委員会の「見切り品販売規制」の排除措置命令のニュースでもちきりでした。
もちろん賛否両論があるのでしょうが、これだけ大量廃棄している現実を見れば当然だと思います。世界中にはまだまだ飢餓で苦しんでいる人々が存在しているのに日本では売れ残ってはいるけれどまだ食べられる食品が大量に廃棄されて、一部は豚などのえさにリサイクルはされてはいるもののほとんどはゴミとして処理されているのです。
大量消費の時代ならともかく、現在のような格差社会で貧困が拡大している社会において「見切り販売」を規制するなどと言うことはあってはならないことだと思うのです。しかも、見きりといっても、消費期限ではなく賞味期限が迫っている状態のものだと思われ、そうであればまだ十分食に堪えられるものばかりです。
セブンイレブンのオーナーも「胸が痛んだ」と言うことが報道されていますが、まさに“もったいないお化け”が出そうな問題です。とはいえ、単純に見切り販売といっても流通の問題もあるでしょうし、価格破壊に繋がる恐れも確かにあるのでしょう。
食は私たちの生きる糧でもあり、文化でもあります。それを市場にまかせきりでいいはずがありません。食品の大量廃棄が問題となり、国民の関心が高まっている今こそ、食品に対する社会的規制のあり方を見直し、食の安全を確保しながらも大量廃棄をしなくても良い方法を考えていく必要があるのだと思うのです。
2009.05.22
今日は朝は晴れていたのですが午前中あっという間に雲が広がり、今また晴れています。
午前中は、なんだかんだとばたばたしてしまい、尽語を書いていることが出来ずに昼になってしまいました。
とはいえ、書ける話題の少ない今日この頃なのでどうしようかと、、、(汗)
一番盛り上がるのは、やっぱり会長選挙のことなのでしょうが、下手に書くと選挙管理委員会からクレームが来そうですし、いいにつけ悪いにつけここで書いたことが選挙に影響するというのは本意ではないので書けません。
選挙といえば、自民党が新人二世候補者に公認を出さないことを決め、小泉元首相の二男も公認を受けられないことになったと報じられています。最も、その選挙区には自民党の公認候補は立てないということらしいので、看板だけは無所属で、当選したらすぐ追加公認を受けて自民党所属の国会議員ということになるという選挙民をバカにした話のようです。
可哀想なのは、その選挙区を地盤とする元県議会議長の娘さんが小泉二男の立候補のために小田原市を中心とする17選挙区に飛ばされて苦戦を強いられているのです。この際地元の選挙区に戻してあげたらいいのになぁ。などと勝手なことを思ってしまいます。
二世候補の立候補制限は基本的には賛成なのですが、こういう形でどうにでも逃げられるようにするというのは国民を欺く以外の何者でもないという風に見えてしまいます。きちんと制度設計をして法律で制限をかけるべきで、その際には選挙区をかえれば立候補できるという風にするべきだと思います。
しかし、一方では“ジバン、カンバン。カバン”という3バンがそれほどの威力があるとは思えなくなってきたこの時代に二世議員というだけで差別的な扱いになるのも可哀想な気がしますが、やはりスタートラインでハンデをもらっているので公平性を保てないということであれば仕方がありません。が、やっぱり、分かり易い制度にしてもらいたいものです。
昨日の大阪行きを取りやめたので、昨日、今日は終日事務所で執務です。
2009.05.15
今日も晴れていますが、今朝は身震いが出るほど寒い朝でした。日中も20℃には届かない予報なので、今日は長袖ワイシャツにスーツです。
民主党の代表選挙は、結局今週中に拙速に行われることになり、鳩山幹事長、岡田副代表の二人が立候補するというお粗末なことになっています。しかも、どちらが選挙に勝てるかなどという判断基準での選挙戦になっているという報道もあり、本当にガッカリさせられます。
政府の経済対策もそうですが、今の日本に必要なのは、100年に一度といわれる今回の経済危機に対して、この危機を乗り越えた後の日本社会をどうするのかという中長期のビジョンを持った政策であり、それによる安心感なのだと思うのです。
今回小沢氏の辞任による代表選挙は、政権交代を実現した後の首班指名候補者を決める選挙でもあり、国民にとっても重要な意味のある選挙だと思っています。その選挙で、中長期のビジョンが語られることなく、どちらが選挙の顔にふさわしいかなどと言うことで代表が決められたならば国民は多分そっぽを向いてしまうのではないでしょうか。
なんとかして欲しいと強く思いますが、虚しさが増していくばかりです。
昨日は、“ごまめの歯ぎしり”という河野太郎衆議院議員のメールマガジンが届き、「食糧自給率のうそ」のことや「全国の道路下の空洞調査」で役人のやりたい放題の日本の状況が書かれてあり、今読んでいる郷原氏の「思考停止社会-『遵守』に蝕まれる日本」という本では、食品偽装問題やコンプライアンスでのマスコミの異常さや経済司法の脆弱さがリアルに書いてあり、今、日本社会が崩壊し、めちゃくちゃな状態にあることを改めて実感させられています。
今朝の報道では、高速道路のETC割引(1000円)をお盆期間中も実施することが検討されているという話しがありましたが、まさになにをか言わんやの世界です。このままでは、日本社会は適正なバランスを失い本当に崩壊してしまうのではないかと思われるほどです。
以前様々な著書に書かれていた“パラダイムカタフトロフィー”(崖っぷち)という言葉を思い出します。
民主党の代表選挙が、この重要な時期に行われていることを真に理解して国民の期待に応える方向で行われることを心から望みたいと思います。
2009.05.12
今日も曇。夜には雨になるようです。そのためか蒸し暑い朝です。
今日は、私用で午前中厚木まで出掛けますが、午後は事務所で執務です。
昨日ついにというか遅きに失したと言うべきか解りませんが、民主党小沢代表が辞意を表明しました。しかし、なぜにこの時期に、しかも党首討論を目前に控えている状況では党首討論の場で政治資金規正法違反問題の説明責任を嫌って“逃げた”と言われても仕方のないような気がしました。
解散・総選挙を控え、辞任はやむを得ないとは思っていましたが、まだ解散時期もはっきりしていないこの段階での辞意表明はなんだか解せません。まぁ、解散後総選挙の直前での代表選挙では民主党への風は起こせないという判断だったのでしょう。
もはやマスコミは次期代表が誰になるのかに興味が移っているのですが、今名前が出ている過去の代表経験者では民主党の政権交代はおぼつかないものと思うのです。一気に民主党への風を起こし、総選挙で政権交代とを実現するにはよほどのサプライズ人事が必要だと思っています。
例えば私が期待するのは、年金問題や天下り問題などの追及で国民的支持のある長妻議員あたりを代表に据えることが出来れば結構面白いと思うのですが、無理なのでしょうねぇ。
少なくとも若手の政策通でビジョンを持った人が選出されることを期待したいものです。
とりあえず、現在国会審議中の補正予算の決着がつくまでは辞任しないと言うことだったので、焦って拙速な代表選出に走らずに、日本の未来のためにじっくりと政権交代が実現した暁には首班指名の候補者となる人物を決めてもらいたいと思っています。
我が神奈川県行政書士会も会長選挙の真っ只中ですが、同様に我が行政書士界の未来のためにじっくりと考えた投票行動をしてもらいたいと思う今日この頃なのです。
2009.05.08
今朝も雨です。午前中には上がるようですが、すっきりしない天気が続いています。
昨日は久々に事務所に一日いて相談者、来客が相次いでおいでになったので、疲れました。
豚インフルエンザは相変わらずの大騒ぎですが、今朝のニュースでWHO事務局長補代理というなんだかわからない役職名の日系人(日本生まれのアメリカ育ちでアメリカ国籍のインフルエンザの専門家だそうです。)フクダケイジ氏が、世界人口の3分の1(20億人)に感染の可能性があるという話しをしていましたが、あくまで過去の経験値から推測されることであり、弱毒性で季節形のインフルエンザの方が死亡者数が多い段階ではあまり説得力は感じませんでした。
危機感を持たせることは重要かもしれませんが、マスコミの扱い方には“扇動”のにおいがして違和感を感じます。もう少し、冷静で正確な報道を望みたいものです。
マスコミといえば、今国会で審議中の補正予算の中身についても、以前であれば、報道側が主体的に取材した内容を野党議員が取り上げて追及することが多かったように記憶しているのですが、今日日では野党議員が追及したことでそれに飛びついて報道が始まると言ったことが当たり前のようになっているように見えます。
先日の“国営マンガ喫茶”という話しもそうですが、昨日出された43もの基金に4兆円もの金が流れ、公益法人に運用が任されるという話しや子育て支援と称して今年度1回限り3歳~5歳児を持つ家庭に3万6千円を支給するという話しも国会での議論で初めて知る有様です。
“定額給付”や“ETC割引”に加えて今回の“子育て支援”も日本経済の足腰を筋肉質に変えて強化することに繋がらず、選挙目当てのばらまきといわれても仕方のないような政策ばかりに見えます。その問題点や不合理を案が出た段階で分析して報道することが権力のチェック機関としてのマスコミの役割だと思うのですが、違うのでしょうか。
内閣の支持率が少し上がったと言うことで麻生首相は強気のようですが、出される政策は国民の期待感とはほど遠いもので、国民を“愚民”扱いにしていると思えてしまうのは穿った見方なのでしょうか。着々と復活を賭けて様々な中長期的ビジョンのある政策を進めているオバマ政権に比べてこの国の脆弱さが見えるようで悲しい気分になります。
2009.04.21
今日朝から細かい雨が降ったり止んだりしています。
昨日洗車したばかりの車が・・・^^;
昨日の1ヶ月検診は何事もなく終わり、孫娘は順調に生育しているようです。まだまだ無意識の中で育っている時期ですが、たまに笑みを浮かべる表情も出てきたので、楽しみです。
しかし、今朝のニュースを見てびっくり、ロシアでアル中の母親の母乳で赤ちゃんが急性アルコール中毒となり死亡したそうです。この母親は傷害致死で逮捕だそうですが、ひどい話しです。
日本でも赤ちゃんの虐待死のニュースが絶えません。昨日検診で行った杏林病院でも沢山の赤ちゃんや幼児を見ましたが、こんなにも愛らしい命をなぜ無惨に奪うのかが全く理解できません。無邪気な赤ちゃんを守り育てるのが大人のつとめです。子供がすくすくと育つ健康な社会にしたいものです。
今日は、登録委員会で日行連行きです。雨で肌寒い陽気ですが頑張ってきましょう。