Home > 5月, 2006

2006.05.31

一日早い衣替え

今日の小田原は晴れ、といってもすっきりとした五月晴れではありません。淡い青空です。
予報では“夏日”になるということで、一日早いですが半袖ワイシャツに衣替えです。もう少し暑くなってきたらネクタイもはずします。
きょうは、相模原市に産業廃棄物収集運搬業の許可申請書を提出し、その足で横須賀市生涯教育センターでの新文書管理システム研修会に出席です。電車で行くことも考えたのですが、交通の便が悪いので、やっぱり車で行くことにしました。
新文書管理システムといっても、中身はグループウェアー(desk net’s)なので、文書管理システムとしての機能はともかく、執行部内の情報共有や情報的相互作用を作り出す場として活用の可能性を秘めているので、是非これを使いこなせる組織になって欲しいとは思います。私自身は自分の事務所でこのデスクネッツを5年ほど前から使っているので、操作については熟知しているつもりですが、本会執行部内の情報共有のための共通ルールをきちんと理解してこようと思っています。

2006.05.30

組織改革

今日も日差しはあるものの曇りです。たまにはすっきりとした五月晴れを見たいものです。気温は、かなり上がりそうな雰囲気です。
今年度、神奈川県行政書士会の組織改革の推進役を仰せつかり、さらに日行連の組織改革特別委員会委員にもなることになってしまいました。
過去、平成8年、9年、10年、13年の各年度における書士会組織改革特別委員会のメンバー(9,10,13年度は委員長)として大変な時間をかけて議論をしてきましたが、報告書を出すのみで執行部が替わるごとに報告書は埋もれてしまい殆ど実行がされないまま現在に至ってしまい、逆に減らすはずであった部の数が増えるという始末です。今回は、その過去を反省し、実現可能性の高いところから具体化をしていきたいと考えています。
組織改革に係わって以来、そのたびごとに教科書が増えていきます。
最初に読んだのが、ドラッカーの「非営利組織の経営」という本で、この本で、非営利組織とは何か、その経営はどうあるべきかを学びました。そして、次に一橋大学伊丹教授の「場のマネジメント」を読み、慶応大学大学院の高橋俊介教授の「組織改革-創造的破壊の戦略-」を読み、組織改革のあり方を考えてきました。そして、さらに昨年は、自分のメルマガで連載した「行政書士会の組織論」という文書を書くために「ボランティア・NPOの組織論」(田尾雅夫、川野祐二編著)で非営利組織におけるリーダーシップや経営戦略を学び、今回は、古田興司、平井孝志というコンサルタントの書いた「組織力を高める-最強の組織をどう作るか-」という本を読んでいます。
しかし、残念なことに読めば読むほどに行政書士会の中での議論の稚拙さと人的資源の乏しさが見え隠れしてきて、結局は理想論でしかないような気がしてきます。が、現状を認識することによって一歩でも前に進めるよう戦略を考え、具体化を図ることが重要であると思われるので、さらに自分自身の理解を進めて勇気を持って提案をし、コンセンサス作りに励みたいと思います。

2006.05.29

納得できない。

今朝の小田原は時折日が差しますが曇りです。気温もそれほど高くはありませんが、予報では最高気温は23度くらいの予想です。
今週は、31日の横須賀での新文書管理システム(といってもグループウェアーですが。)研修会のスケジュールが入っているだけで、後は自分の事務所の仕事です。たまにはそういう週があってもいいですよねぇ(笑)。
ところで、先週来話題になっている大手銀行の史上最高の利益報道。まったく納得できません。政府から不良債権処理のために税金が投入され、日銀の0金利政策によって殆どただのコストで資金を調達し、低金利とはいえそれなりの利息を取って貸し付け、預金金利は殆どただ同然の利率のまま据え置き、手数料を値上げする。これで利益が出ない方がおかしいのに、努力の結果だというコメントはちゃんちゃらおかしい。表向き、金融システムを守るためと言うが、国を挙げた“詐欺”のようにも見えたりする。本当に納得できない。これだけの利益があるのだったら耐震偽装マンションの被害住民に対する債権を放棄しても罰は当たらないだろう。いや、むしろ、社会からは拍手喝采かもしれない。
納得できないことは他にも多々あるが、これが格差社会であり、それこそ小泉改革の成果なのだというコメンテーターの言葉に思わず納得してしまった。しかし、これでいいとは決して思わない。

2006.05.26

強制会制度の議論

昨日は晴れて暖かい一日だったのに今日は朝からどんより曇って風に当たると寒く感じるほどです。
体調管理に気をつけなければいけませんねぇ。
昨日は午後から神奈川会事務局に詰め、夕方には神奈川県建築士事務所協会の総会懇親会に会長代理として行ってきました。
今、私たち行政書士制度をはじめとする強制会制度をとっている資格制度について、その「強制会制度」を廃止しようとする動きがあるようで、警戒を強めていますが、昨日行った建築士事務所協会は、現段階での強制会制度への立法措置を求めて活動を展開するそうです。
現在、神奈川県内には7,000社の設計事務所登録があるそうですが、その組織率(事務所協会への加入率)は1割ほどだそうで、組織されていない設計事務所に対する指導がなかなか徹底しないという話が会長さんの挨拶の中にありました。東京の協会の代表挨拶では、東京都での組織率は6%くらいという話もありました。それだけに、強制会制度への移行は事務所協会組織にとって切実であることが覗えました。
「強制会制度」を廃止すると言うことは、現状の建築士事務所協会の状態に各士業団体組織が置かれると言うことであり、会と制度は確実に弱体化していきます。一方で、資格制度の統合の議論があり、そのための布石として強制会制度が取り沙汰されているという見方もあります。
小泉改革全体に言えることかもしれませんが、社会全体の将来ビジョンが示されないまま個別の議論がどんどん先行し、国民が理解できないまま制度がめまぐるしく変わっていくので、その先にどんな社会が待っているのかが殆ど見えてきません。この強制会制度の廃止に関する議論もその先にどんな現実が待っているのか、つまり、法律専門職種といわれる資格制度を統合し欧米の訴訟弁護士(バリスター)と事務弁護士(ソリスター)の制度を作ろうとしているのか、それとも現行制度を維持し、その中での競争環境を整備し自然淘汰による整理を考えているのでしょうか。そういう基本的な方向性が示されない中での強制会制度廃止の議論は無責任であり、国民を混乱させるだけだと思うのですが。。。いかがなもんでしょうねぇ。

2006.05.25

総会無事終了

今日の小田原は晴れ。少し風はあるもののかなり気温が上がりつつあります。
しかし、昨夜は猛烈な雷雨で驚きました。少し歩いただけでスーツのズボンがびしょぬれでした。
昨日の神奈川県行政書士会の定時総会は、懸案の会則変更の特別決議も無事成立し、平穏のうちに終了することが出来ました。準備や当日の運営に当たった執行部の皆さんやスタッフの皆さんに感謝です。また、参加された会員の皆さんにも心から感謝申し上げます。
総会が終了し、18年度の事業計画に基づく事業の執行が始まります。礒田体制の2年目であり、前執行部の作成した事業計画から解放され、執行部としての真価が問われる1年になります。着実に議論を進め、組織改革を実行して会と制度を守り、新たな市場獲得のための環境作りに目に見える果実をもたらさなければなりません。
総会終了後の懇親会では、弁護士会をはじめ隣接法律専門職種団体の方々や行政の方々、また日行連関東地方協議会の単位会役員の皆さんにお越し頂き盛大に開催することが出来ました。が、今回も立食形式で少し腰に来ましたです(悲)。関地協の単位会では殆どが着席形式で整然と行われているので、次回は是非着席で出来るよう検討をして欲しいと思います。
懇親会後は、激しい雷雨に見舞われながらも、日行連副会長(登録部担当)の小林長野会会長、日行連登録部長の宮本静岡会会長、同じく登録部次長の浅野栃木会会長を交えて二次会に行き楽しいひとときを過ごしました。本当にご苦労さまでした。
今日は、昼前に小田原を出て横浜地方法務局によってから神奈川会事務局に詰め、夕方からは神奈川県建築士事務所協会の総会懇親会に出席です。

2006.05.23

新会社法の実務解説は急務

今日の小田原は曇り。予報では、午後からは雨になるようです。これから東京行きなので、駅に着くまでは降らないで欲しいものです。
今日は、日行連登録部会で渋谷の行政書士会館行きです。
昨日、友人であり、当事務所の提携事務所である司法書士さんから日司連が作った新会社法の解説、書類作成の手引きの「議事録作成」の部分のコピーをもらいました。見てみると新会社法によって作成しなければならなくなった種類株主総会議事録の書式例などが詳しく解説されています。まさに、議事録等の作成は行政書士の独占業務であり、日行連が会社法解説を作成しないことは怠慢のそしりを免れないものと思われ、早速、頂いたコピーを日行連事務局法務部担当者に提出し、至急対応してもらえるようお願いをしてきたいと思います。
新会社法では、新たな作成書類や手続の義務づけが数多くなされており、きちんとした理解をしないと大変混乱することになります。特に現在経過措置の期間にあるため、旧法が生きている部分や新法と旧法がごちゃごちゃになっている書式があったりするので、きちんとして実務解説を行うことが急務となっています。ここで、会社法に関する行政書士の能力担保が明確でなくなる事態に陥れば商業登記の解放問題どころではなくなると思うのです。

2006.05.22

今週の予定

今日の小田原は、曇り時折細かい雨がぱらぱらと降っています。
先週金曜日は、栃木県行政書士会定時総会懇親会に参加させていただき、二次会、三次会と大変お世話になり、楽しい時間を過ごしてきました。また、翌土曜日には、日行連登録部会でお世話になっている栃木会浅野会長(登録部次長)のご案内で宮本登録部長さん(静岡会会長)とご一緒に鹿沼のサツキ、日光東照宮を見学し、宇都宮餃子を食して帰ってきました。感謝です。
今週の予定は、、、
5/22(月) 事務所で執務
5/23(火) 日行連登録部会(登録審査)
5/24(水) 神奈川県行政書士会定時総会
5/25(木) 行政書士会事務局当番、建築士事務所総会懇親会
5/26(金) 建設産業史研究会
5/27(土) 事務所ミーティング
ということで、事務所で仕事が出来るのは今日だけ。
今月は、当行政書士法人の決算月で、事務所も出せる申請は出来るだけ今月中に処理してしまおうということでばたばたのようですが、私は会務で戦力外です。頑張っていただきましょう。

2006.05.19

栃木小山行き

今日の小田原は曇りです。未明まで降ったようですが。。。今日は、栃木まで行くので、天気が持ってくれればよいのですが、予報ではそうはいかないようです。
昨日の総会準備の打合せ会議は、例年になく多くの役員(政連を含め)に呼びかけたようで、参加人数が多いことにびっくりでした。が、全体会議は1時間ほどで終了し、部長を中心に3分の1ほどの人数でさらに細かい打合せをして終了。総会は無事に開催の運びとなる段取りが出来ました。後は、特別決議のための出席人数が少し足りないとのことで、ちょっと心配ではありますが、例年、ぎりぎりでの出席通知や、通知なしの出席者がいるので、それほどの心配はないように思われます。
今日は、午後5時から小山グランドホテル「飛天の間」で行われる栃木県行政書士会定時総会懇親会に会長代理として出席するためお出かけです。今晩はそのまま会場のホテルに泊まり、二次会では日行連登録部会でお世話になっている栃木会浅野会長と一献酌み交わす予定です。
禁酒から8週間が過ぎたので、失礼のないよう、今晩は少し飲んでみようと思っています。

2006.05.18

来週は本会定時総会です。

今日の小田原は雨。梅雨の走りのような陽気です。それでもめげずに徒歩通勤です。梅雨の時期も続けられる自信がつきました。
今日は、来週水曜日に開催予定の本会定時総会の事前打合せ会議のため横浜行きです。
今回の定時総会では、会則一部改正の特別決議が予定されているので、多くの会員の皆さんの出席をお願いしています。神奈川県行政書士会会員の読者の皆さんにはご出席のほどよろしくお願いいたします。
明日は、栃木県行政書士会総会懇親会に会長代理としていくことになっているのですが、日行連登録部会でお世話になっている栃木会の会長さんのお誘いで、会場の小山グランドホテルに1泊(もちろん自費ですが)して土曜日に色々ご案内をいただける予定にしています。しかし、肝心の天気が土曜日まで雨という予報なのでちょっと心配です。前線が早めになんかしてくれることを期待するしかないですねぇ。でも、厳しそうです^^;。

2006.05.17

建設業者数の減少

小田原は今日も曇り。雲は薄いので淡い日差しがあります。夜には雨になるようです。
明日から土曜日までは雨の予報で、明日は県書士会総会事前打合せで横浜、金曜日は栃木県行政書士会の総会懇親会に出席のため小山グランドホテルへ、そしてそのまま泊まって翌土曜日は日行連登録部でお世話になっている栃木会会長さんのお誘いで栃木県内を少し見て歩いてこようと思っているのですが、、、ちょっと厳しそうですねぇ。
昨日の建設通信新聞一面トップの記事に「建設業許可業者数が2年後50万割れも」という大変気になる情報が書かれていました。05年度末(06年3月末)時点の許可業者数が前年同期比3.6%減の54万2264業者となり、過去最高の20,397業者の減少だったそうです。建設投資の縮小に加え、電子入札、電子納品への対応が出来ない中小零細建設業者が市場から締め出されているという現実があるように思えます。
この状況は07年まで続き、建設投資の縮小状況によっては早ければ2年後に50万業者を下回る可能性があるとしています。国交省はこの調査結果について「依然として供給過剰構造にあり、今後も厳しい経営状況が続く」としてると書かれています。
実際、私の事務所のある地域の状況でも本当に厳しい状況が続いており、自主的に廃業を決めたり、許可を更新しない業者が増えているようです。前にも書きましたが、公共工事を“悪”と決めつけ、本当に必要な社会資本整備が進まない社会が本当に住みやすい社会といえるのか、また、災害時の救助・復旧を担ってきた建設業者が減ることで、地域の不安が増すことに対する対策はどうするのかといった疑問に応えてもらいたいと切実に思うのです。

Next »