2006.08.31
今日は晴れです。朝から暑いですが、空は秋色です。
今日は午後から日行連へ行き「(行政書士)労働者派遣制度の実施に関する特別委員会」です。
この労働者派遣制度は士業にはなじまないと思っていたのですが、政府の規制緩和委員会に対してある営利法人から「士業者を一般企業に派遣できるようにして欲しい」という要望が出され、検討に入ったのですが、関係官庁、士業者団体の抵抗の結果、弁護士を除く士業制度に同じ士業者間での労働者派遣制度を容認することとなり、行政書士については行政書士法施行規則が既に改正されて制度が導入されています。弁護士については、日弁連が絶対反対の立場を崩していないので、まだ実施されてはいませんが、この時代の流れの中でどこまで抵抗できるかは時間の問題かもしれません。
今日の特別委員会の設置規則による目的は、
「行政書士法施行規則の一部を改正する省令」(平成18年総務省令第88号)の交付に伴い、新たに可能とされた行政書士又は行政書士法人が他の行政書士又は行政書士法人を派遣先とする行政書士の労働者派遣を行うことについて、その実施に必要な措置を講ずるため、日本行政書士会連合会会則32条の規定に基づき「労働者派遣制度の実施に関する特別委員会」を設置する。
となっています。
この問題は登録に深く関係すると言うことで、登録部に所属している私も部長と共に委員に選任されたのですが、何をするのかは今日の委員会での説明、検討で見えてくるように思います。
2006.08.30
今日は曇り。朝から蒸しています。
昨日の城山町での行政相談員研修は無事に終了。研修の中で日銀が作った「パチンコ中毒によるカード破産」のドキュメントビデオを全員で観ましたが、なかなか良くできたビデオで身につまされました。私自身はパチンコもそのほかのギャンブルも一切しないので、「中毒になる」と言うことが理解できないでいましたが、このビデオを観てその理由がよく解ったような気がしました。最近では、パチンコ店を舞台にして多重債務に陥る人が増えているそうです。社会の歪みを垣間見たような気がします。
その後、講師のお誘いで飲みに行き、気持ちよく飲んで歌って帰ってきました。が、少々飲み過ぎたようで、今朝はまだアルコールの処理が追いつかず、ボーッとしています。
今日は一日事務所で仕事をするので、ゆっくり酔いを覚ましたいと思います。もちろん今夜は休肝日です。
ということで、今日は頭が働いていないので、失礼しますm(_ _)m。
2006.08.29
今日の小田原は晴れ。まさに“天高く”の秋空です。風も涼しいので過ごしやすいです。
今日は、城山町役場で行われる総務省行政評価事務所主催の行政相談員研修に講師のお手伝い(ボランティア)として参加してきます。
内容は、クレ・サラ問題(高金利対策)で、講師は当神奈川県行政書士会の松島副会長さんです。クレ・サラ問題で、行政書士が講師として行政相談員の皆さんに話をするというのは初めてのことで、大変意義があることだと思います。松島氏の話に期待をしたいと思います。
行政書士会から広報部も取材にくるそうです。
私は、自前のPCとプロジェクターを持ち込んで、説明にあわせてPPTを操作する役目です。
この高金利問題については、既に自民党の金融小部会で、出資法の上限金利を利息制限法の上限金利である20%にあわせるという案が出され、その流れが出来つつあるようですが、一部に利息制限法そのものの不要論、廃止論を唱える国会議員の勢力もあり予断を許さない状況にあるようです。また、この問題で主導的な役割を果たしてきた弁護士会も一枚岩ではなく、揺れているようです。
今問題となっているサラ金による生命保険担保措置にも見られるように、多重債務者の問題は根が深く、一筋縄ではいかない問題ですが、行政書士、弁護士、司法書士等の専門家が一人でも多く声を上げてこの問題に取り組んでいかなければならないと感じています。
2006.08.28
今日の小田原は梅雨を彷彿させるようなどんよりとした曇り空。そして風はもう秋風です。なので、今朝は、着替えをもたずに久しぶりにズボンにワイシャツという姿で徒歩通勤をしました。途中遠回りをして40分ほど歩いたので、それでも背中にじっとり汗をかいてしまいました。今は背中の汗が冷えて寒いです。
今週は、今日と明後日(水曜日)は事務所で執務ですが、明日は城山町役場で予定されている行政相談員研修に講師の補佐(ボランティア)で出掛け、木曜日は日行連の「行政書士派遣制度に関する特別委員会」、金曜、土曜は全国建行協大阪総会に出席し、終了後は姫路まで脚を伸ばして姫路城を見学して日曜日に帰る予定です。
いよいよ今週金曜から9月です。9月はもう既に日行連と神奈川会の重要な会務スケジュールが目白押しです。そのスケジュールにあわせて(間に合うように)私も文書を作成し、資料を纏めて準備をしなければならないので、今月ののんびりムードから頭を切り換えて頑張らねばなりません。現執行部の任期である今年度中に組織としての成果を確実に創り出し、会と制度の発展を確保し、会員の利益を守るためにも9月は重要な月になります。気を引き締めて頑張りましょう。
2006.08.25
今日の小田原は曇り。
昨日の公明党神奈川議連懇話会は、盛会のうちに終わり、和気藹々とした雰囲気の中で県内の国会議員、地方議員の皆さんと交流をしてきました。小田原市会議員も3名が参加をしてくれていたので、名刺交換をさせていただき、9月16,17日に開催される小田原産業まつりに小田原支部として相談コーナーを出店することを報告して協力をお願いしました。
ただ、議連の皆さんとの交流の意義は認められるものの来年は統一地方選挙、参議院選挙があり、神奈川県という枠内で各党の議連をつくってそれぞれの議連との交流を深めることによって選挙の際に無分別に推薦状を出し、混乱が起きなければいいが、などと老婆心ながら心配になってきます。政治連盟の役員の皆さんが単会としての政治連盟のあり方についても議論していただけることを期待したいと思います。
2006.08.24
今日の小田原は曇り。昨日より少し涼しい朝です。
今日は、午前中日本司法支援センターの“法テラス”に関する行政書士会の対応を協議する会議があり、午後は公明党神奈川行政書士制度推進議員連盟の懇親会があり、一日横浜行きです。
なので、自宅でこれを書いています。朝の忙しい時間ですので、今日はここまでです。
明日は、外へ行くスケジュールがないので、事務所で執務の予定です。
2006.08.23
今朝、徒歩出勤の途上はよい天気だったのですが、今はだいぶ雲が出てきました。しかし、暑いです。
あっという間に8月も下旬となり、来週の金曜日はもう9月1日の全国建行協大阪総会です。地元の実行委員会の皆さんは大詰めを迎え、頑張ってくださっているようです。
今年は、平成4年の創立総会から数えて15回目になるのですねぇ。時のたつのは速いものです。執行役の世話人を退いて“特別代表”などという大仰な呼び名を頂いてからだいぶ時間がたってきました(そろそろこの呼び名は返上したいと思ってはいますが。。。)が、毎年この総会の時期になるとこれまでの様々な活動で出会った人々が懐かしく思い出され、総会に出席して再会して一献交わしたいという思いに駆られます。楽しみです。
なるべく多くの会員の皆さんが出席してくださることを願っています。
今年は、大阪ニューオオタニホテルでの開催なので、翌日は姫路まで脚を伸ばして、これまで行く機会のなかった姫路城を見学してこようと思っています。
2006.08.22
今日の小田原は曇り。暑さもそれほどではありません。
昨日の高校野球決勝戦の再試合は、早稲田実業が辛くも4対3で逃げ切り、優勝でした。駒沢苫小牧もよくやったと思います。立派でした。
試合後、ニュース映像で観た早実の斉藤投手と駒大田中投手の笑顔のツーショットにはちょっと感動しました。
昨日書いた県議団の予算要望ヒアリングの続きで、建設紛争審査会の件で、建設産業歴史研究会での流通経済大学山口康夫教授の「建設請負契約に関する法解釈の変遷」という研究発表(講義)録を思い出して読み返してみました。
この講義で、教授は、民法635条という請負契約で一番問題になっている規定の意味を話され、
「請負契約は基本的に民法の規定を受ける。請負契約といいますと代表的業種は、建設と運送なのですが、最近新しいのはコンピュータソフトの作成です。ただ伝統的には建設と運送が主要な問題となっています。それで、運送については商法で別に規定しているのですが、建設に関しては民法以外に基本的なルールはありません。ですから、基本的に裁判所に行けばこの規定に照らして判断されると言うことが原則となります。ところが、建設請負契約というのは、一面では「仕事の完成」を目的とする契約ですが、建設工事という非常に特殊な仕事の完成を目的とする契約概念なので、-(中略)-法律上の形式の上からも、民法の請負契約というのはその成立、報酬の支払い、完成引き渡し後の請負人の責任、契約の終了を定めるだけで、建設請負契約・設計・施工・完成・引き渡しなどの諸側面の基準としては非常に不十分です。このため、建設業法が制定されて第三章に「建設工事の請負契約」が規定され、これに基づいて建設工事標準契約約款や各種の約款が作成されています。ところが、建設業法というのは、行政法規、行政取締法規というように性格づけられているので、民事上の請負契約の効力を問題にする場合に、建設業法をストレートにもってくると、裁判所は、なかなかといいますか、殆ど認めないという立場になっています。
と言われています。そこで、建設業法で官製ADR(裁判外紛争処理)としての建設紛争審査会が出来たわけだと思われるのです。ところが、これまで、審査会の法律委員としては、弁護士と学識経験者とすることが慣例化してしまい、どちらかというと建設業法よりも民法で解決をしようとする傾向が強かったように思われますし、そのため、建設業界や法律関係者の間でも紛争審査会の存在が周知されずに来たように思われます。そういう意味でも建設業法を日常的に使い、熟知している行政書士が紛争審査会に関与することは重要な意義があると確信しています。
2006.08.21
先週は夏休みだったので、10日ぶりの書き込みです。
今日の小田原は朝からよく晴れています。今日は朝から公明党県議団による予算ヒアリングがあり、横浜へ行き、昼に帰ってきました。
神奈川県行政書士会の来年度予算に対する要望は、前にも書きましたが、一つは「県内建設業者の新分野進出(廃棄物再資源化事業等)支援の拡充について」と言うことで、産業廃棄物の中間処理業の許可などの新手続を一元化するための支援室の設置を求め、もう一つは、「建設紛争審査会における行政書士の活用について」と言うことで、審査会委員としての行政書士の登用を求めています。
これまで、自民党、民主党、県政21の会のヒアリングを受け、今日の公明党県議団のヒアリングで一段落です。それぞれの県議会の会派から様々な意見をいただき、大変に参考になるヒアリングでした。今後、ヒアリングに参加した様々な団体から出された要望書が県の担当部署に回され、具体的に検討をされ、個別に回答が出てきますが、それまでの間に、具現化が図られるよう様々な活動を展開していく必要があります。
今後、行政書士会の中で調査、検討を進め、戦略的な取り組みが出来るよう議論をしていきたいと思います。
ところで、今日は高校野球決勝戦の再試合があ行われています。昨日もテレビで観戦しましたが、両投手ともすばらしい力を発揮しての投手戦となり、延長15回で引き分け再試合となりました。特に早実斉藤投手の高校生離れをしたクールさは見応えがありました。しかし、今日の連投でどこまでもつのか心配ではあります。でも、関東人として早稲田実業に勝ってもらいたいと思います。今日はラジオを聞きなが応援しています。
2006.08.11
今日の小田原は曇り。昨日よりだいぶ過ごしやすいのでホッとした気分です。
待望の15万アクセスが近づいてきました。が、これまで数回、ヒットされた方の連絡がいただけないので、どうしようかなぁ。。。といった気分です。なので、今回は何もしません。20万ヒットの際は盛大に何か考えたいと思います。
当事務所は、明日から(といっても土日は通常に休みですが。)16日(水)まで夏休みです。5連休なのですが、これといった計画はありません。ウォーキングをして、後は自宅のデッキでのんびり本でも読んで過ごしたいと思います。1回ぐらいは大磯ロングビーチへでも行ってみようとは思いますが、お天気次第といったところです。
ところで、今朝TVで、第二次大戦中全国で行われた翼賛選挙に対して、「翼賛選挙は選挙の公正性がなく、選挙人の自由も全く保障されていないので、選挙自体が無効である。」という判決を書いた下級裁判官の話を取り上げているのを観ました。戦後の民主的な裁判ではなく戦中の軍国主義に染まった裁判所で、政府、軍部さらには様々な翼賛団体からの圧力が強く、この裁判官の生命も危機にさらされたそうです。その中でも自分の信念を曲げず、翼賛選挙を批判する判決を書いた姿勢に胸を打たれました。
朝の忙しい時間帯だったので、落ち着いてみることが出来なくて残念でしたが、その話の後で、小泉首相の靖国参拝問題での「マスコミも目を覚ますべきだ」という発言のニュースが出てきたので、なんだかガッカリしてしまいました。