小関ブログ

台風一過

台風4号は今朝未明に通り過ぎ、今朝は台風一過の青空です。

風はまだかなり強く吹いていますが、日差しは真夏のそれであっついです。

台風5号が続いて日本列島を目指しているので晴れるのは今日だけのようです。

 

今朝も5時からウオーキング。少し心配だったので、事務所の前を通って無事を確認しました。

一昨年あふれそうになった酒匂川は、今回は暴れなかったようですが、河川敷のスポーツ広場は水をかぶったようです。

今回は、酒匂川より西にあり小田原の市街地に近いところを流れている山王川が溢れたと今朝のニュースで言っていましたが、どこら辺で決壊したのかは定かではありません。上流の方(久野川)は、かなり整備が進んでいたのですが下流域(山王川)の整備は遅れていたようです。

昨夜は、防災協定を結んでいる団体に所属している建設業者の皆さんは災害発生に備えて待機されていたことと思います。ご苦労様です。

災害防止や発生後の復旧のために建設業の皆さんが先頭に立って頑張っていることをこの国の人々はもっとちゃんと認識するべきだと思うのです。

 

自然災害のリスクは年々高まっているように感じています。が、なかなか危機感を持つまでにはいたりません。

いや、持つべきなのでしょうが、リスクの種類があまりに多く昨年の3月11日以来、あまりに地域の特性を無視して全国一律の津波や震災に関する情報ばかりが流され、その上、首都圏直下型地震や東南海地震、果てには富士山の噴火といった人々の恐怖心ばかりを煽る報道が続き、備えと言うよりはあきらめの境地が広がっているように思えます。

防災上、リスクの公表は必要なのだとは思うのですが、その対応策、国民一人一人の身の守り方を同時に示していかなければ、いたずらに恐怖心ばかりを煽る結果になると思うのです。まさか竹槍訓練やバケツリレーで対応できるとは誰も思ってはいないと思います。

世界的に見ても5つのプレートがひしめき合い、火山列島を形成している。そして、偏西風のコースの下で太平洋高気圧の端にあって台風の通り道というリスクの高い島国に住んでいるということを前提に様々な施策を素早く打っていかなければ、昔見た「日本沈没」という映画が現実のものとなってしまうような気がしています。

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