小関ブログ

入札・契約制度のゆくえ

今日は、雨が降っています。予報では雪とかいっていましたが、気温はそれほど低くはないようです。
昨日からの風邪気味は、だるさと、節々の痛みが続き、今朝は咳が出るようになってしまいました。ただ熱は出ていないので、事務所には出ています。今日は午後から老人ホームでの遺言作成の立会なので、咳をなんとかしないと追い出されてしまうかもしれません。失礼のないようにマスクをしていきたいと思います。
昨日の日刊建設通信新聞一面に国交省の中島官房審議官が「建設投資の急激な現象によって、企業の完成工事高が経ることで、経営事項審査の評点も下がり、今まで参加できていた規模の工事の入札から、事実上、締め出されている実態を踏まえ、早急に対策を講じる考えを明らかにした。」という記事が掲載されていました。
ここで注目されるのは、経審にCSR(企業の社会的責任)の評価や災害復旧支援活動の評価を盛り込むことや、過去の工事成績の活用の制度化なのですが、具体的にどのような制度を考えているのかが今の段階では不明なのでなんともコメントのしようがないのですが、近く中央建設業審議会(中建審)が開かれるようなので、注目したいと思います。
さらに、今回もまた供給過剰を理由に、さらなる不良・不適格業者の徹底排除を改めに鮮明にし、経審全体については「虚偽申請防止を徹底したい。」と述べています。要は、業者数を減らすことが至上命令なのでしょう。まさに、建設業者にとってコンプライアンスを徹底することが求められているのです。虚偽申請や配置技術者などの法令違反は、まさに、市場からの排除に直結してしまいます。
公共工事依存型の地場建設業者にとっては、市場(パイ)が縮小する中で、ますます厳しい世界になっていくようです。

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