小関ブログ

組織改革

今日も日差しはあるものの曇りです。たまにはすっきりとした五月晴れを見たいものです。気温は、かなり上がりそうな雰囲気です。
今年度、神奈川県行政書士会の組織改革の推進役を仰せつかり、さらに日行連の組織改革特別委員会委員にもなることになってしまいました。
過去、平成8年、9年、10年、13年の各年度における書士会組織改革特別委員会のメンバー(9,10,13年度は委員長)として大変な時間をかけて議論をしてきましたが、報告書を出すのみで執行部が替わるごとに報告書は埋もれてしまい殆ど実行がされないまま現在に至ってしまい、逆に減らすはずであった部の数が増えるという始末です。今回は、その過去を反省し、実現可能性の高いところから具体化をしていきたいと考えています。
組織改革に係わって以来、そのたびごとに教科書が増えていきます。
最初に読んだのが、ドラッカーの「非営利組織の経営」という本で、この本で、非営利組織とは何か、その経営はどうあるべきかを学びました。そして、次に一橋大学伊丹教授の「場のマネジメント」を読み、慶応大学大学院の高橋俊介教授の「組織改革-創造的破壊の戦略-」を読み、組織改革のあり方を考えてきました。そして、さらに昨年は、自分のメルマガで連載した「行政書士会の組織論」という文書を書くために「ボランティア・NPOの組織論」(田尾雅夫、川野祐二編著)で非営利組織におけるリーダーシップや経営戦略を学び、今回は、古田興司、平井孝志というコンサルタントの書いた「組織力を高める-最強の組織をどう作るか-」という本を読んでいます。
しかし、残念なことに読めば読むほどに行政書士会の中での議論の稚拙さと人的資源の乏しさが見え隠れしてきて、結局は理想論でしかないような気がしてきます。が、現状を認識することによって一歩でも前に進めるよう戦略を考え、具体化を図ることが重要であると思われるので、さらに自分自身の理解を進めて勇気を持って提案をし、コンセンサス作りに励みたいと思います。

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