小関ブログ

社会不安への対応を

今日も日差しはあるものの乳白色の空です。朝から蒸し暑いです。
今朝NHKのニュース番組の中で、東京の司法書士、弁護士のグループが、ネットカフェやマンガ喫茶で暮らすワーキング・プアを原因とする新たな形のホームレスのための法律相談を今晩、グループの一人の司法書士事務所で行うということが報じられていました。
先日は、神奈川県司法書士会がNOVAの問題で電話相談を行ったことが報じられていました。
また、ここ最近の年金問題での社会不安に対応している社会保険労務士が脚光を浴びて連日のように報道されています。
時代の大きな変革期にあって、私たち法律関係専門職の士業者は、こういった日常の社会不安に対する取り組みが求められていると思います。が、行政書士界の中では、残念ながら弁護士や司法書士、社会保険労務士のような取り組みや動きがないのが現実で、個人的には、他士業の動きを報じるニュースに接すると忸怩たる思いに駆られます。
が、しかし、いくら日常の社会不安に対応しなければならないとはいえ、時機を逸してしまったり、的外れな対応をしてもかえってマイナスイメージを振りまくだけなので、難しいことではあります。
ただ、言えることは、この様な日常の社会不安に対応するためには、常に外部に目を向け、問題意識を持って社会を見ることが大切で、しかも、個人ではなかなか出来ないことなので、組織的対応が必要になるということです。
他の士業と横並びでなければならない。とか、他士業がやっているから。ということを言っているわけでは決してありません。行政書士が、自分の職分と専門家責任をきちんと理解し、その中で対応できる社会不安が起こったときに迅速にしかも国民に満足いただける対応をするために、日々何をすればよいのかを考えながら行動をすることが求められている。私は、そう思います。

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