小関ブログ

“RIACI(リアチ)フォーラム2007 TOKYO”

今日も青空です。が、昨晩、疲れたので、一眠りをしてから風呂に入ろうなどと思ったら、そのまま朝まで寝てしまい、午前五時過ぎに目覚め、それから風呂を沸かして朝風呂になってしまったので、どっと疲れが出てしまい、結局車での通勤になってしまいましたです。^^;

昨日の建設経理研究所創立10周年記念の“RIACI(リアチ)フォーラム2007 TOKYO”は、なかなか充実した内容で、それぞれ時間が短かった割には凝縮した講演があり、面白かったです。講演のトリは、国土交通省国土交通審議官の竹歳氏の話だったのですが、久しぶりに竹歳氏の歯切れのいい話を聴くことが出来、このRIACIフォーラムには毎年行っているのですが、今年も思い切って行って良かったです。

第一部「企業価値と会計制度・会社情報」では、RIACI所長で青山学院大学の東海教授から挨拶をかねて「企業価値経営と会計」の話があり、続いてモルガンスタンレー証券のアナリストである高木敦氏から「株式市場から見た建設業界」ということで、市場が建設業について注目をしている事柄について話を聴き、次に、いま、建設業経理ではもっとも気になる“平成21年4月1日以降導入される工事進行基準”の情報を含む“工事契約に関する会計基準の動向”について公認会計士の望月正芳氏の話がありました。ここで詳細を書くわけにはいきませんが、大変勉強になりました。

第二部「経済構造改革における建設産業」では、まず、政府の公共調達に関するいくつかの委員会に参画している東京大学の小沢一雅教授から“我が国公共調達制度の課題と将来展望”ということで、入札・契約制度改革の中での総合評価方式活用に関することや新しい“循環型”の建設生産システム、さらには“品確法”に関する話があり、最後に竹歳国土交通審議官から“社会資本整備と建設業の課題”と題して、19世紀のディズレーリという英国首相の「ウソには3種類ある」という言葉を引いて、そのうちの“統計の嘘”に関する話から“日本の建設投資は海外に比べて高いという嘘”“日本の落札率は高いという批判の根拠となる数字の嘘”そして、“供給過剰が是正されていないという嘘”に対して国土交通省のもてる情報を尽くしての説明を聴き、4時45分頃終了しました。

大変重たい話が多く、疲れましたが、今後建設産業は、全く新しい方向性と意識を持って新たな産業として生まれ変わらなければならないという感想を強く持ったフォーラムでした。

今日は、会務などのスケジュールはないので、一日事務所で執務です。

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