小関ブログ

大阪府知事選挙で思うこと

今日は曇の月曜日。かなり冷え込んでいます。このところ、朝TVをつけると毎朝この冬一番という言葉が聞こえてくるような気がします。

今日の予定は、午後1時に神奈川県不動産会館へ行って取引主任者登録の変更届を提出し、その足で午後3時までに東京都庁へ宅建免許の更新申請に出掛けます。

大阪府知事選挙で、橋下弁護士が圧勝したようです。先週聴いた地元の人の話では、橋下氏は、おばちゃん層にたいそう人気があるそうで、頭一つリードしているのではないかと言っていましたが、やっぱり大阪はおばちゃんパワーで決まりらしいですねぇ(笑)。

それにしても、弁護士とはいえ、殆どタレントで38歳という若さで、問題山積の大阪府政を担っていくことは大変な苦労とリスクを背負ったのではないかなどと人ごとながら心配になります。頑張って欲しいものです。

気になるのは、マスコミの扱い方です。選挙前立候補表明に対しては、橋下氏が、“1200%ない”と言ったことで、バッシングをし、選挙戦では、政党間の代理戦争のような報道を流し、選挙結果が出るとあまりの票差に賞賛を送ると言うことで、かなり無責任な報道が目立ったような気がします。

このことは、何も今回の府知事選挙に限ったことではなく、近年特にひどくなってきているように感じています。まさに“報道を信じると馬鹿を見る”世界になっているようにも見えます。マスコミは真実をありのままに伝えることが使命であり、マスコミが独自の意思や思考をもって脚色した報道をしている限り、真実はゆがめられ、ひどいときには世論操作になるような事態も発生します。

朝青龍問題しかり、亀田親子問題しかり、全国各地の事件報道もしかりだと思います。社保庁の年金問題、今回の暫定税率問題にかかる道路特定財源に関する報道にしても、常に中途半端で報道側の思いこみや偏った視点からの報道が多いように感じます。

社会規範がどんどんゆるみ、モラルが低下している要因の一つのような気がしてなりません。報道のあり方を問い直さなければならない時期に来ているのではないかと思う今日この頃です。

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