小関ブログ

何のための政権交代だったのか?

今日は予報通り朝から雨です。一日中降ったり止んだりの天気のようです。

今朝のTV朝日「やじうま」で、政党支持率で民主党を自民党が上回ったという報道がありました。内閣支持率も22%まで落ち込んだようです。このまま行けば参議院選挙で民主党の惨敗は確実になってきたようです。

それにしても、何のための政権交代だったのかがここに来て本当にわからなくなってきました。

イギリスでは与党が少数になり、第3局の自由民主党が議席をのばし、第1党になった保守党も過半数には至らなかったということで、長く続いてきた2大政党制がくずれ、政策の違う政党間での連立協議が難航しているという報道です。

イギリス国民も”改革”を求めた結果なのでしょうが、どうなりますやらです。

ギリシャの財政破綻による政界経済への影響を押さえ込むためにEUが加盟国の財政破綻帽子のための90兆円もの巨額の融資枠を設定したそうですが、すごいことだと思います。

21世紀に入って10年が経過し、いよいよ世界的な混沌の時期を迎えているようです。私の尊敬するP・F・ドラッカーによれば、世紀の形ができてくるのは20年くらいかかるそうですが、これからの10年は混乱の日々が続くようです。

だからこそ「政策は大事」なのです。それも短期ではなく、中長期の展望をもったビジョンとしての政策が重要なのだと思うのです。

その答えを現政権がもっているとはとても思えません。しかし、国民はそれを期待して政権交代を実現したのだと思うのです。

以前の自民党政権と同様に何らビジョンを示さず、短期的な景気回復やグローバル経済の中での地位の確保を目指して、市場原理主義を導入し、地域を壊し、経済格差を生みだした政策を続けているように見えることで、支持を失い、さらには”金権政治”の申し子のような経歴を持つ人物が逮捕者を出しながらも中枢に居座っていることで政治不信を生みだしていることに政権与党は早く気がつくべきだと思えてなりません。

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