小関ブログ

“混沌”

今朝は薄曇。風はなく、この時間で室温30.7℃です。

連日、日本のどこかで記録的な最高気温が出ていることが報道されていますが、まだこれから夏本番がやってくるので、うんざりしますねぇ。我が家のエアコンの設定温度を29~30℃に設定しているのですが、それでも部屋にはいるとかなり涼しく感じる毎日です。

もう7月も最終週になってしまいました。

なんだか時間だけが虚しく過ぎていくような感じです。昨日の政治番組では、内閣改造話で盛り上がっていましたが、今そんな話をする時期なのでしょうか、原油高騰、食糧危機、賃金デフレの中での物価高騰、これまで経験したことのない社会・経済状況が次々と起こっている中で、それに対応した政策をまったく打ち出せないでいる状態で、内閣人事をいじったところでどうにもならないような気がしますし、期待も持てません。

今年の初めに、今年のキーワードは“混沌”と書きましたが、半年を過ぎてどんどんその感が強まっていることを感じます。

しかも、この混沌は、時代の流れなどではなく、どこかで仕組まれているのではないかとさえ思えてきました。資本主義が既に末期症状どころか崩壊をしていて、グローバル化した世界経済の中で、一握りの人間が圧倒的な利益をむさぼり、もてるものともてないものの格差を極限まで広げ、世界を支配する目論見があるのではないか・・・などと、です。

このところ、小泉内閣が積極的に導入した成果主義を否定し、終身雇用の日本型経営が見直されているという話を聴くようになってきました。既に非正規雇用をやめている企業も出始めているようです。終身雇用も含め、士業もそうですが、日本には日本独自の制度やシステムが少なくありません。

そろそろ規制改革の名の下に規制緩和と称して日本型社会の様々なよきシステムを破壊してきた歪みが表面化しているようにも見えます。これまでの全ての政策が間違っていたとは思いませんが、社会が壊れ始めて、人々の心が歪みはじめている現実を直視し、日本社会の安定を取り戻すために、改革路線を見直し、本当に日本社会にあったシステムを構築していくべき時が来ているように思うのです。

今週は、会務スケジュールはまったくなしですが、先週までの会議で出来た課題を進めるためにやらなければならないことが沢山出来てしまったので、気を抜けません。

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