小関ブログ

違和感を感じた選挙報道

今日は台風11号の影響で雨が降っています。これから関東に接近してくるので、雨風ともに強くなってくると思います。

昨日行われた総選挙の結果は、民主党が単独で308議席を獲得して政権交代を実現するという歴史的な変化をもたらしました。民主党鳩山代表は、あくまで連立政権を模索すると言っていましたが、ここまでの議席を獲得したならば民主党単独政権でも良いのではないかとも思えます。

しかし、昨日の選挙報道は異常でした。8時に各局の選挙報道番組が始まった途端に当確の数字がぐんぐんとカウントされ、またまたく間に200議席近くが決まってしまったのでびっくりです。まだ開票が始まっていないのに、取材と出口調査の結果に基づく予測で当確にしてしまうのでは、開票作業をしている人々の士気というかモチベーションにもかなりの影響があるのではないかとさえ思えました。なんだか変だなぁという感想を持ちました。

今後は、どんな内閣が出来るのかという人事に焦点が移るものと思われますが、官僚任せを廃して政治主導で政府の運営を確立していくためには、きちんとした人材を適材適所で登用して長期に亘って大臣を続けられることが重要だと思うのです。

気になるのが、国家戦略局(室)の創設という話しなのですが、これがどんな組織になるのか、そしてどのような人物が担当大臣になるのかを注視しなければなりません。鳩山内閣の命運はこの組織の正否にかかっているように思えます。

首班指名は9月14日になるようです。それまで内閣人事に関する報道でもちきりなるものと思われますが、人事は事前に情報が漏れて名前が出た人は外されるという鉄則があるので、慎重な報道を望みたいものです。

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