小関ブログ

行政書士の組織的支援活動を!!

今日はやや涼し目ながら夏らしい空です。雲が多い割には日差しがきついのですが、風は涼しい感じがします。

昨日の部長会は、理事会提出議案(議決事項)は1件もなく、スムーズな会議でしたが、往復の電車で疲れましたです。月曜日に若干回復したとはいえ、完全には癒えきってはいなかったので、東海道線の堅い座席に一時間座っているのは結構つらいものがありました。

昨日部長会へ行く前早お昼を摂りながらNHKの「いっとろっけん」を見ていましたが、その中で群馬県司法書士会の被災者支援の活動が報告されていました。司法書士会が会報の様式を変更して被災者向けの情報発信誌にして日々の相談活動から得た情報や必要だと感じた情報を掲載して被災者に配布しているのですが、その情報の内容が、“運転免許の更新”であったり、被災した車両の廃車問題や登録移転問題であったり、保険のことであったりと本来行政書士が対応するべき問題ばかりだったので驚きました。

阪神淡路大震災の時にも感じたことですが、なぜこのようなときに行政書士会は何もしないのでしょう。いえ、やっているのかもしれませんが、なぜそれが社会的な話題とはならないのでしょう。不思議でなりません。

日行連をあげて全国的に災害対策本部が設置され、対応が検討されているのだと思われますが、身内の安否確認は当然ですが、被災した国民に対する法律関係の専門家集団としての支援活動を迅速、適切に行うためにどうするべきなのかをもっと重視して取り組むべきなのだと思うのです。

ここぞとばかりに売名行為を行うことは決して良いことではありませんが、いち早く行動を起こして自分たちの持っている専門性を生かして被災地域の方々のお役に立つ活動を展開し、それが社会的に評価されることは悪いことではありません。これまでの大災害で行政書士の組織的な支援活動が社会に現れず、何の評価もなかったことは本当に残念な気がしています。群馬県司法書士会のような活動を行政書士会もいち早く展開できるよういろいろな場所で提案をしていきたいと思います。

今日も法規監察部会で、昨日に引き続き横浜行きです。日中暑くなりそうなので熱中症に注意したいと思います。

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