小関ブログ

25年ぶりの映画館での映画鑑賞

今日は、朝からしとしとと冷たい雨が降っています。外気温5℃。
今日19日は、私の51回目の誕生日なのです。いよいよ本格的に50代の仲間入りです。去年50歳になったときには、結構自分の中では抵抗感があったのですが、今日は素直に50代を受け入れています。まぁ、抵抗しようがありませんものねぇ^^;。
昨日は、午後から息子殿と連れだって、ヴァージンシネマで「ラスト・サムライ」を見てきました。何しろ、映画館で映画を見るのは25年ぶりという奴なので、行くまでが大変でした(行こうと言い始めたのは正月休みですから。。。笑)。
「ラスト・サムライ」は、テレビで渡辺謙が、“武士道”について熱く語っているのを見て、新渡戸稲造の“武士道”を読んだものとしては、是非見ておかなければならないと思い、久々の映画館での映画鑑賞となったわけです。
しかし、映画館も変わったものだということで、まず驚きました。小田原のヴァージンシネマは、わりと新しいのかもしれませんが、私の頭の中にあった“映画館”というイメージはほとんどなく、こざっぱりとしたセンスの良い雰囲気のメインロビー(2F)があり、通路も広く、座席もゆったりめで、肘掛けの飲み物をおくカップホルダーがついているというサービスの良さで、なかなか居心地の良い空間でした。
映画の方は、画像や俳優の演技はそれないものがありましたが、明治新政府が舞台となっているのにもかかわらず、歴史的には通常の理解を超えた設定や、あの時代にしては、やたら英語に堪能な日本人がいたり、やっぱりアメリカ人がつくったアメリカエンターテーメントだなぁ。という感想でした。
ただ、昔の日本人の“武士道”という世界のまじめさ、奥ゆかしさ、礼儀の正しさ、尊厳のようなものはそれなりに表現されていたので、この映画によって、“グローバル武士道”が学問として成立しはじめているというのも理解できるような気がしました。が、これを見た日本人のどれだけの人が“武士道”によって培われた“道徳心”や礼儀”などの社会規範を理解できたかは、大いに疑問ではあります。

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