小関ブログ

昨日の講演

小田原は今日も晴れています。
昨日の小田原電設業協同組合での講演は、参加者が26名ほどでしたが、皆さんが熱心に聞いていただき、私も、当事務所のクライアント会社の社長さんが何人もいたので、気持ちよく話すことが出来ました。
題が「電子入札と電子証明書の話」というつまらないものだったのですが、中身はほとんど工業化社会ら情報化社会へ移行しつつあることや、情報化社会は「脳化社会」であり、知識労働の生産をあげることによって豊かさを享受する社会であること。そして、IT化は単なる電子化ではなく、あらたか置換、それに基づく社会規範、文化を生み出すものであり、その理解無しに単に電子入札に対応するために電子化しただけはなんにもならないことなどを話したのでした。もちろん、電子入札とCALS/ECの話や、電子証明書の話もそれなりにしてきました。
講演のあと、組合の幹部の方々と懇談をして帰ってきましたが、やっぱり、F2Fでの語り合いが大事なことを実感してきました。
組合の方々もいっていましたが、組合や協会といった業界団体はまさに従来型の思考や手法だけではもはや立ちゆかなくなるのは時間の問題であろうと思われます。公共工事という側面から見れば、各業界が単独でものをいうのではなく、「公共工事という産業」の中にいるすべての業界が業種を越えて横断的な組織を作り、地域のコミュニティや行政を巻き込みながら、建設投資が減少していく中で地場の基幹産業としての建設業、そして地域の防災、災害復旧に必要不可欠な建設業をどう守っていくのかという議論をしていかなければならないと思うのです。

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