小関ブログ

建設業者数の減少

小田原は今日も曇り。雲は薄いので淡い日差しがあります。夜には雨になるようです。
明日から土曜日までは雨の予報で、明日は県書士会総会事前打合せで横浜、金曜日は栃木県行政書士会の総会懇親会に出席のため小山グランドホテルへ、そしてそのまま泊まって翌土曜日は日行連登録部でお世話になっている栃木会会長さんのお誘いで栃木県内を少し見て歩いてこようと思っているのですが、、、ちょっと厳しそうですねぇ。
昨日の建設通信新聞一面トップの記事に「建設業許可業者数が2年後50万割れも」という大変気になる情報が書かれていました。05年度末(06年3月末)時点の許可業者数が前年同期比3.6%減の54万2264業者となり、過去最高の20,397業者の減少だったそうです。建設投資の縮小に加え、電子入札、電子納品への対応が出来ない中小零細建設業者が市場から締め出されているという現実があるように思えます。
この状況は07年まで続き、建設投資の縮小状況によっては早ければ2年後に50万業者を下回る可能性があるとしています。国交省はこの調査結果について「依然として供給過剰構造にあり、今後も厳しい経営状況が続く」としてると書かれています。
実際、私の事務所のある地域の状況でも本当に厳しい状況が続いており、自主的に廃業を決めたり、許可を更新しない業者が増えているようです。前にも書きましたが、公共工事を“悪”と決めつけ、本当に必要な社会資本整備が進まない社会が本当に住みやすい社会といえるのか、また、災害時の救助・復旧を担ってきた建設業者が減ることで、地域の不安が増すことに対する対策はどうするのかといった疑問に応えてもらいたいと切実に思うのです。

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