小関ブログ

高金利引き下げ神奈川県民会議

今日の小田原は曇り。今週は、先週の長崎で疲れてしまい、昨日今日と徒歩通勤はなし。ウォーキングも休みです。疲れが癒えたら再会です。
昨夜は、川崎の茆原(ちはら)洋子弁護士(日弁連上限金利引き下げ実現本部事務局、貸金業規制法43条対策会議代表)の呼びかけで行われた「第1回高金利引き下げ神奈川県民会議」に参加をしてきました。参加者は、弁護士、司法書士、労働者福祉協会、神奈川ネットワーク活動などと行政書士から6名が参加し、全部で40名ほどの会議でした。
この高金利引き下げ問題とは、利息制限法の上限金利(10万以上100万円未満18%、10万円未満20%)と出資法の刑罰金利(29.2%)の間のグレーゾーンの議論の中で、利息制限法の上限金利を引き上げようという議論や利息制限法自体の撤廃を求める声も出ていることに危機感を持った弁護士、司法書士、市民団体が引き下げを求めて行動しているもので、これらの個別の活動を「県民会議として纏めていこうという会議でした。
行政書士もクレサラ問題に関心がなかったわけではなく、個々の行政書士で実際に取り組んでいる事務所も存在しているのですが、組織的な対応は数年前に議論はあったものの立ち後れているのが現状です。今回の会議に参加をしてみて、今後行政書士会にも真摯な取り組みが求められていることを強く感じました。昨夜参加された元日弁連副会長さんが「これまで隣接士業間で業際問題が色々あったが、そういうことではなくともに互いの能力を発揮しながら協力していくことが必要だ。」という主旨の発言をされましたが、まさにその通りだと思います。私たちも署名活動や請願活動などを組織的に進めるべく検討をしなければならないと思います。
この問題で来月19日に横浜弁護士会主催の日弁連人権大会プレシンポジウムが予定されています。
会場は横浜開港記念会館講堂で、時間は18:30〜20:30です。関心のある方の積極的な参加をお願いしたいと思います。

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