小関ブログ

国民に信を問うて欲しい

今日もよい天気です。富士山は霞んでいますが、青い空に満開の桜が見事です。

さすがにいつまでも自宅に引きこもっているわけにも行かないので、今日は事務所に出てきました。今朝はだいぶ症状も和らぎ、元気です。夕方4時過ぎに東京赤坂で打合せがあるので、このまま症状が出ないことを祈るばかりです(苦笑)。

本当に今年のキーワードは“混沌”で確定しそうですねぇ。

歴代自民党の首相の中で、今ほど頼りなく見える人がいたでしょうか。と、訊きたくなるほどです。先月末に記者会見までして「道路財源の一般財源化」を首相自ら国民に約束をしたにもかかわらず、自民党内から賛否両論が出て大騒ぎになっています。

小泉氏が首相当時にも“一般財源化”の方針が示され、そのときには、反対するものを抵抗勢力として押さえ込み、道路族と言われる議員は鳴かず飛ばず状態であったはずです。福田内閣になって“なんとか族”議員が息を吹き返し、派閥政治が復活しているようです。

国会は、暫定税率を定めた租税特別措置法の再可決を与党だけでしようという方向のようですが、インド洋での給油継続とは違って国民生活を直撃する問題なので、その影響は相当なものがあるように思えます。

確かに、暫定税率を見込んで予算をたてている地方自治体には打撃となるでしょうが、地方へ廻る分であった9千億円は、これまでの道路特定財源の無駄遣いの責任をとって国土交通省が他の予算を削ってでもなんとか捻出し、必要な生活道路の補修や改修工事に支障が出ないように配慮するべきだと思うのです。

民主党の対応のしかたも大人げないように映ります。もう少し国民にわかりやすい政治にして欲しい。そのためにも、郵政選挙で獲得した300議席を温存するための選挙を経ない政権のたらい回しは、もういい加減にやめて、様々な重要課題が噴出している中で、きちんとした政策を掲げて国民に信を問うて欲しいと思うのです。

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