小関ブログ

最終局面に入っている?

今日は、どんよりと曇っています。予報では雨が降るようなことはないといっていましたが、怪しい気配です。
土曜日の予防法務研修会+Ozeki−Letterオフ会は、30名の参加を得て成功裏に終了することができました。感謝です。
オフ会=懇親会では、和気藹々とした雰囲気の中で楽しい時間を過ごすことができ、また、参加された皆さんも充分とはいえないまでも互いの交流・意見交換ができたように思います。
ただ、惜しむらくは、私の話から危機感を持って未来を創っていくような機運がどこかで生まれたという確認はできなかったので、私の行政書士ミームの伝搬力が足りなかったことを自覚させられました。反省です。
土曜日の私の話の中で、「衰退産業は、衰退が始まる前に膨張現象が起こる。そのことは、今の行政書士業界に当てはまるのかもしれない。」という話をし、また、「2,3年後に法科大学院の卒業生が沢山生まれ、弁護士人口も年に3,000人が増加していく事が確実になっている中で、否応なく競争に巻き込まれていく。」ことなどを話し、その危機(リスク)に備えるために今、我々の未来を創るための「ニーズと機会(チャンス)を見定め、新しい基準となる分野を開拓しなければならない。」ことを訴え、それが「予防法務」であることを説明させてもらいました。
来年2005年度から電子政府が動き始め、それにより情報化社会のシステムが本格的に稼働し始めます。そのことは、価値観とそれに基づく社会規範が大きく変わっていくことを現実にします。
2005年は、もう目前に迫ってきています。これから始まる変化に対応していくためには、外部の変化に細心の注意を払い、未来に起こるであろう変化を少しでも想像し、発想を変えていかなければなりません。漫然と井の中の蛙になっていたのでは、まさに「茹でガエル」になってしまうことになることは確実です。
既に多くの変化が現実となっています。例えば、これまで私たち建設関係業務を取り扱う行政書士にとって大きな収入源となってきた「入札参加資格登録(指名願)申請」が電子化されて行くに従って、電子認証・電子証明書が普及し始め、申請会社が自ら手続を行うようになり、また、電子化の最大の効果である複合申請によって1件の申請によって共同する数十の部署に申請データが回ることとなり、申請件数自体が激減することになることが次第に明らかとなってきました。
このような事態を的確に把握し、制度を維持し新たな社会システムの中でその有用性を発揮していくためにはどうすればよいのかを真剣に考えなければならないという最終局面に入っていることを理解しなければならない。と心から思います。

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