小関ブログ

仕事の仕方

今日の小田原ははれています。昨夜遅くにものすごい雷雨がありましたが、通り雨だったようで30分ほどで止んでしまいました。
最近新聞の広告を見ていると「仕事力」「仕事術」などの言葉が目につきます。どうやら、仕事やり方そのものを変えていかなければならない時代に突入しているようです。
このことは、上意下達のヒエラルキー社会の中での仕事の仕方からネットワーク社会での仕事に仕方にシフトしなければならないということを言っているのであり、そのことは、発想の大転換をしなければならないということに繋がっていきます。
20世紀の工業化社会の中では、肉体労働の生産性を上げることによって豊かさを享受する社会を作り上げてきたので、上からの命令が合理的に伝わるヒエラルキー(階層)型の組織を社会の隅々にまで創ってきたのですが、情報化社会では、知識労働の生産性が社会を豊にする根源であると考えられているので、もはやヒエラルキー構造をもった社会では対応できなくなってきており、ネットワーク型の情報・知識を共有できる組織構造が求められているのだと理解しています。
ドラッカー氏も、その著書「ネクスト・ソサエティ」の中で、「IT革命とは、実際には知識革命である。諸々のプロセスのルーティン化を可能にしたものも機械ではなかった。コンピュータは道具であり、口火にすぎなかった。ソフトとは仕事の再編である。知識の適用、特に体系的分析による仕事の再編である。鍵はエレクトロニクスではない。認識科学である。」と書き、知識労働への仕事の再編を促しています。

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