小関ブログ

日行連という組織

今日の小田原は曇り。少し風はありますが、気温がどんどん上がっているようです。
昨日、日行連理事として初めての理事会を経験して帰ってきましたが、日行連という組織が従来型の組織形態を維持し続けているという印象を強く持ちました。つまり、情報が幹部に集中し、その情報を秘匿することによって権威付けを行い、様々な事業が展開されるという典型的なヒエラルキーが存在しているという風に見えました。
たとえば、神奈川会では今期、副会長の位置づけを「会長の補佐」という基本に戻して副会長が個別に各部を担当する方式を改め、管理部門と業務部門に分けて、そのそれぞれを3人の副会長が情報共有をしながらカバーするということにしましたが、日行連では、相変わらず担当副会長制を続け、副会長も部の一員として事業に実質的に参画するというやり方になっています。
日行連は、直接制度を維持し、発展させるための最前線の組織であると思うのです。政治的な動向や行政による新たな制度設計の動きを常に注視し、少しでも制度に影響が出るという動きをいち早く察知し、戦略的対応をしていかなければならないのです。そのためには、幹部は内向きであってはならないと思います。まさに、副会長は、会長の補佐として、中央における各種の審議会や研究会などに参画し、情報を収集し、会長とともに戦略的な思考を巡らし、目標を立て、組織化し、そこに参加をする人々のモチベーションを高めて実行を促し、その成果を評価しなければならないと思うのです。
副会長が担当を持つのであれば、部よりも規制改革、制度のあり方、ICT推進などの各種の委員会や知的財産推進、ADR機関推進などの本部の長としての責任と権限を持つべきではないかなどと考えています。理事一年生で生意気なようですが、日行連組織の改革は急務であると感じています。

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