小関ブログ

著作権フォーラムに参加して

今日の小田原は晴れ。富士山も箱根も綺麗です。風が少しありますが、今日は気温が上がるようなので、小田原曽我の梅の花もそろそろ見頃になっていることでしょう。
先週金曜日に行われた日行連と東京都行政書士会共催の「著作権フォーラム」は、750名の参加者(内行政書士150名)をえて盛況のうちに終了しました。
著作権に対する関心の高さを感じさせるイベントで、文化庁著作権課長さんもおいでになり、青山学院の半田常務理事(前大学長)の基調講演のあとパネルディスカッションが行われ、なかなか興味深い議論がありました。
著作権というとすぐに著作権登録を考えがちですが、実際にはその業務の殆どが利用許諾契約の話であることを再認識してきました。とはいえ、著作物は紙媒体、電子媒体と言うことを含めてきわめて広範多岐に亘るもので、しかも、登録を要件とはせず自然発生的に生まれる権利であり、その権利はすべてが保護対象となるので、急激に変化している社会の中で今後どう市場展開をしていくのか、また、どのようなビジネスモデルが生まれてくるのかについて興味津々ではあります。
しかし、パネルディスカッションの中でも出ていましたが、グローバル社会の広がりの中で外国の権利者と国内の利用者との契約、あるいはその逆の契約が増えていくことが考えられ、当然外国語に精通することが必要になる分野でもありそうです。そういう意味においても行政書士にとって新たな市場開拓につながる重要な分野でもあります。
終了後、懇親会に参加をさせていただき、その後東京会の知財部長でフォーラムの企画を行い、パネラーの一人として議論に参加をされた阿部さんや東京会の皆さんと連れだって有楽町のガード下の焼鳥屋さんで楽しい時間を過ごして帰ってきました。

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