小関ブログ

福田首相辞任に思うこと

今朝は曇、風もなく穏やかな朝です。

昨夜は、夕方から録り溜めた推理ドラマを見て過ごし、見終わってTVに戻ったらいきなり「福田首相辞任」の文字が躍っていたので、びっくりです。

多くの国民が同じような驚きをもってこのニュースを聞いたのだと思います。今朝もそのニュースが繰り返し放映されています。

なぜ、この時期なのか。疑問を禁じ得ません。福田氏は、「国会の始まる前で国民生活を考え、なるべく政治の空白を生まない時期だと判断した。」といっていますが、ならばなぜ、今辞任なのか。解りませんねぇ。

結局、洞爺湖サミットをこなし、北京オリンピックが終わり、ねじれ国会で苦労をする前に投げ出したという印象しか残らないような気がしています。同時に、近いうちに必ずやらなければならない総選挙に向けて「福田では戦えない。」という与党内の圧力に抗しきれなくなったのではないかとも思いました。

実際はどうなのかは知る由もありませんが、福田改造内閣を創ったばかりで、これから福田カラーの政権運営が始まる矢先であり、自分が言い始めて特命大臣まで創った消費者庁構想などの重要政策はどうなってしまうのでしょう。

しかし、また国民の審判である選挙を経ない政権が生まれることになります。腹が立つのは、今、自民党が有している多くの議席は、小泉“郵政選挙”というワンフレーズの選挙で得たもので、その後の様々な政策について何ら国民の信任を得ていないということです。

既にその郵政選挙での造反離党組のほとんどが復党し、大臣になっている議員さえいる状況であるにもかかわらず、議席を温存し、自分たちの政権維持を図ることだけに執着し、選挙を恐れて解散をしない姿勢はもはや許されません。

次は“麻生氏に”といったそうですが、果たして、選挙管理内閣のようになる次の政権のトップを麻生氏が引き受けるのかどうか。。。いずれにしても、早期の解散、総選挙を実行してもらいたいものです。

今日は、午後3時から神奈川会の法人法務部会。横浜の友人と昼食の約束をしたので、昼前には横浜に行きます。

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