小関ブログ

“安心社会実現懇談会”?

今日も晴、春霞で箱根山や富士山が霞んで見えています。日中は昨日より気温が上がり20℃を超えるようです。

“春眠暁を覚えず”(笑)で、朝起きてもなかなか眠気の治まらない今日この頃です。

昨日のTVタックルSPを聴いているうちに本当にこの国はどうなってしまうのかと心配になってきます。

小沢問題での民主党議員の言い訳がましい反論や税金の無駄遣いや公務員制度改革に関する自民党議員の発言を聞いているとなんだか虚しい気になりました。

政治に対する期待感はかなり縮小してはいるものの政権交代を望む世論は依然高いものがあることが紹介されていました。小泉郵政選挙以来、民意を問わないまま政権のたらい回しをしながら徐々に方向性を変え、国民の期待とは違った政策を次々に実行しようとする政権運営に嫌気がさしている国民にとってもはや“政権交代”以外の選択肢がなくなっているのだと思うのです。

衆議院の解散がいつになるのかは麻生首相の胸先三寸ということなのでしょうが、5月なのか9月なのかという議論の中では、麻生さんの人柄を考えればどうも9月という方が説得力がありそうです。

いずれにせよ9月末には任期が来るわけで、それまでには総選挙が実施されることは確実であり、次の総選挙は政権選挙なわけなのですから、国民にきちんとした審判をさせるためにも責任あるマニフェストを早く発表してもらいたいものです。

ところで、今朝のニュースで首相官邸に“安心社会実現懇談会”なるものを設置するという報道がありました。ここでいう“安心社会”という言葉が、山岸教授のいう「信頼社会と安心社会」という意味で使われているのかどうかは解りません。が、司法制度をはじめあらゆる社会制度が「信頼社会」へと移行している中で「安心社会実現」という議論をすることに少し不思議なものを感じました。

この懇談会でどのような議論がなされるのか注視をしていきたいと思います。

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