Ozeki - Letter

第66号

Ozeki-Letter

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mail magazine   Ozeki-Letter    2004.9.3 【第66号】
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小田原支部の小関です。

アンケートにお答えいただいた皆さんありがとうございました。
この集計結果に基づいて、オフ会・研修会を企画してみたいと思います。開催予定が決まり次第、このメルマガを通じてお知らせしますので、一人でも多くの皆さんがご参加下さいますようお願いいたします。
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【オピニオン】                    (1)

神奈川県行政書士会は、ここ数年の間に“行政書士バブル”ともいえそうな勢いで会員数が急増し、1,800名を擁する会となりました。
会員数が増えることは、会の財政を豊かにし、組織の活性化につながる可能性を広げるというポジティブな側面と、営利企業や通常の組織のように確立された組織の中に新入社員が増えるのとは違い、意識するしないにかかわらず行政書士として独立開業するためには強制会である行政書士会に入会しなければならないという特性の下では、会員であるにもかかわらず会への帰属意識の低い会員が多く存在することとなり、制度的コントロールの効かない状態が生まれるというリスクが拡大しているというネガティブな側面があります。

しかも、個々の行政書士は独立した事業者であり、また、その出身や資格取得の種別、兼業の有無などによって組織的活動を行っていく環境や意識には当然に“温度差”があり、組織全体として共通理解に基づく共同行動をとることは極めて難しいという現実があります。

従って、会としての組織的活動は、執行部といわれる会長を中心とした執行組織に委ねられているわけですが、会員個々の会組織への帰属意識を高め、制度の維持・発展に向けた活動や専門家としての能力担保の確立を目指す活動を展開していくことが今後の重要な課題となっていると考えています。

そこで、来年の総会を目指し、会員の皆さんの意識改革に少しでも資するために、“オピニオン”を連載していこうと思います。

この“オピニオン”では、強制会制度の意義や行政書士にとっての組織の必要性、今後求められる組織のあり方などを考えていきたいと思います。『無関心ではいられない』、そんな連載にしていくために頑張りますので、引き続きご愛読下さるようお願いいたします。
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