Ozeki - Letter

第93号

Ozeki-Letter

************************************************************
mail magazine   Ozeki-Letter    2005. 3.11【第93号】
************************************************************

小田原支部の小関です。
春の陽気になるにつれて、昨年の30倍から50倍ともいわれる杉花粉が猛威をふるっているようです。私も今週初めから重症状態で、目のかゆみと充血、鼻水に悩まされています。2月から薬を飲み始めていたのですが、このところの花粉の飛散量が多すぎて、薬も効き目が発揮できないようです。困ったものです。
花粉症の皆さん、ご自愛下さい。

ところで、年度末を迎え、いよいよ本会会長選挙の噂が様々に飛び交っているようです。
この2年間、時代は大きく変わりつつあり、今後の2年間はさらに大きな変化が日常的に起こってくることが予想されています。
時代は着実に“情報化社会”へと進んでおり、21世型の新たな価値観やそれに基づく社会規範が次々に生まれています。
残念ながら、神奈川会や日行連の現執行部がこの変化を的確に捉え、それへの対応をしてきたとは言い難く、“情報化”という点では、かなり遅れた組織形態を保持し続けているように見えます。
特に、2005年度(平成17年度)は、これまでシステム構築や法的整備を進めてきた“電子政府”が実質的な稼働をし始める年度であり、行政全体が、電子化に向けて一気に走り出すことになります。つまり、変化が目に見えてくるのです。
旧態依然とした組織運営、組織構成ではこの変化に対応することは出来ません。だからこそ、時代に合わせた“改革”が必要なのだと思うのです。“改革”とは、組織構成に関することだけではなく、個々の会員を含めた組織全体の意識を改革していくことも重要な課題なのです。
そのためには、本会ホームページや文書管理システムを通じた情報の素早い開示とそれに関する説明責任を全うすることによって共通理解を創り出し、小異を捨てて制度と会、そして個々の会員事務所の経営を守るために大同団結するという組織風土を創り出すことが重要なのだと考えています。
今回の選挙は、そのための手段とならなければなりません。
従来型の思考のまま、ただ勝てばよいという選挙にしてはならないと思うのです。大切なことは、選挙後に出来る新しい執行部が、制度と会員事務所経営の維持・発展を図るというビジョンを掲げ、成果を上げることなのです。
そのためにも、会員一人一人の皆さんが、特に行政書士業務できちんと事務所経営をしている人が「会には期待していない」とか、「制度がなくなっても、自分はやっていける」とかの見方を変えて、「制度を維持・発展させるためには会が必要であり、会を強くすることが個々の事務所経営の安定につながる。」ということを理解され、是非、今回の会長選挙に関心を持ち、候補者の政策をきちんと見極め、新しい執行部が論功行賞人事によって本会の人的資源である人材を排除するなどという愚行を繰り返すことのないような選挙にしてほしいと切望しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【書籍情報】

~新経審Q&A 第7版のご案内~

経審の申請実務を取り扱う行政書士必携の書!
『新経審Q&A 第7版』(全国建設関係行政書士協議会編著、建設通信新聞社刊)が全国の各書店の店頭に並ぶようになりました。経審に係わる会員の皆さんの座右の書として是非ご活用ください。
ネットでの注文は、
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-chaken44366&bibid=02524626

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

1

2

最近の記事

  1. てんめい尽語
  2. てんめい尽語
  3. てんめい尽語
  4. てんめい尽語
  5. てんめい尽語
PAGE TOP