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2005.12.13

本人不在

今日は抜けるような青空です。富士山もくっきり見えていますが、この時期にしては雪があまりないので黒い山肌が透けています。この時期、関東南部が快晴ということは日本列島は冬型の気圧配置ということなので、日本海側は大雪のようです。
昨日の不在者調査は、事前に入手した地図の住所にある簡易宿泊所だとばかり思いこみそこを訪ねて、管理者の方に平成8年からの宿泊者名簿を探してもらったのですが見あたらず、仕方なく20分ほど歩いて福祉事務所に行き、ソーシャルワーカーさんと面談。不在者の方が健在で意識も鮮明であることがわかり、しかも、訪ねた宿泊所の道路向かいの宿泊所も同番地でそちらに現在も住んでいるとのことで、またまた歩いてそこへ戻ったのですが、肝心の本人は留守で、何時に帰るかはわからないということで、管理者のおばさん(「○○旅館」とあるので女将と呼ぶべきか?)に事情を話し、本人から私の事務所宛に電話をくれるようメモを残して帰ってきました。疲れました^^;
たぶん電話はこないかもしれません。連絡がなければ、夜にでもこちらから宿泊所に連絡をしてみようと思います。
今日は、連絡を待ちながら一日事務所で執務です。なんやかやとやることが沢山あるので、順次頑張って処理しましょう。

2005.12.12

不在者財産管理人

今日は朝家を出る前には晴れていたのですが、今は完全に曇ってしまいました。外は寒々としています。
今日は午後から、不在者財産管理人として不在者の調査に出掛けます。この件は、平成2年1月に申立人の自宅不動産の相続ために申立弁護士の依頼で始まったのですが、申立人(不在者の兄弟)も身障者で生活が苦しく、不在者の相続分代償金(不在者財産)の用意が出来ずにここまで来てしまったので、私も記憶が薄れてしまった案件なのですが、今年10月に家庭裁判所から報告書の提出を求められ、いつまでも放っておけないないので、なんとか工面をしてもらい、ようやく調査に入ったというわけで、書面調査では、依然として生死、住所とも不明状態なので、今日は、10年前某所から来た通知に書いてある住所を手がかりに調査に行くというわけです。
といっても、10年前の住所の地図を調査したところ、簡易宿泊所らしいので今もそこにいるかどうかはいってみなければわかりません。いなかったら福祉事務所へ回ります。それでもわからない場合は失踪宣告の申立をしなければなりませんし、もしいたら不在者財産管理人として財産を預かっていることを説明し、それを本人に引き継ぐことの了解を得て裁判所に報告をした上で引き継がなければなりません。
何とも心許ない調査になりそうですが、家庭裁判所の審判によって選任されているので、やらないわけにはいきません。頑張ってきましょう。

2005.12.09

“反省”という作業

今日は雲一つない快晴。いわゆるピーカンです。が、寒い朝です。
あっという間に今日は12月9日金曜日である。神奈川県行政書士会副会長、日本行政書士書士会連合会理事に就任して半年が過ぎたわけです。頭書の目論見とは違い、いろいろな“場”でそれぞれに抱える問題が多すぎて最近は自分の脳の中で整理がつかなくなってきているような気がします。ここいらで、自分の中で“反省”という作業を試みなければならないと思うのです。
行政書士会では、情報化の推進役を自認し、自ら積極的に文書管理システムの管理者となり、組織全体の情報化を進めるためのキーマンとなるべき人々を集めて“情報化推進グループ”を作り、グループマネージャーとして活動をしてきたものの、副会長としてなすべき会務スケジュールや日行連理事・登録部員、規制改革・民間解放推進委員としての仕事や会議スケジュールが加速度的に増えてしまい、文書管理システムの管理や情報化の推進jがなかなか思うようには進められない状況になってしまいました。
組織運営の中では、“場”をマネジメントし、共通理解に基づくコンセンサスの構築が重要なのですが、ともすれば、メンバーの中から共通理解のないまま違う方向性をもった議論に終始してしまう傾向が現れ、そのことが信頼関係の弱体化につながり、コミュニケーションが成立しない対立関係を生んでしまうことがあります。この現象は、明らかにマネジメントの失敗なのですが、その修復にかかる物理的な時間が確保できないというジレンマを感じています。
神奈川会、日行連の役員に就任して感じることは、行政書士会組織が全体として内向きのベクトルをもって運営されていることです。そのため内部の規則などを巡って重箱の隅をつつくような議論が多いのです。特に日行連では、政策的議論が中心にならなければならないと思うのですが、なかなか戦略性のある議論が出来ないのが実情なのです。
今、私自身が何をしなければならないのかについては、まだまだつかみ切れていないので、日常に発生してくる会務スケジュールをこなし、その時々に生じてくる問題の解決策を考えることで精一杯なのですが、来年度以降は戦略的な問題提起が出来るよう自分を高めていきたいと思っています。

2005.12.08

社会の二次元化?

今日は晴れ。富士山の方向にだけ雲がありました。
今日の神奈川建行協の研修会+忘年会、明日、明後日の建コン研の1泊WGは、欠席することにしました。大変申し訳がないのですが、この間、責任上私が出なくても良いものについては、スケジュールを割愛させていただかないと身が持ちません。お許しを。。。m(_ _)m。
昨日は、私の自宅近くのコロナワールドという複合商業施設の中にあるパチンコ景品交換所に拳銃強盗が入ったそうです。小田原という地域はあまり犯罪のない平穏なところだと思っていたのですが、本当に物騒な世の中になったようです。
このところ、少女が被害者となる事件が増えて社会を震撼させていますが、まさに、社会的抑制が縮小し、ヴァーチャルな疑似体験社会が拡大して思考が二次元化している現れなのかもしれません。2,3日前のTVで、ネットゲームの中で知り合った男女が、ゲームの中のキャラクター同士で結婚できるシステムを使って結婚し、それが現実化して本当に結婚した夫婦の話を報道していましたが、その夫婦は、一緒に同じ屋根の下で暮らしているにもかかわらず、リアル空間での会話はなく、会話はすべてチャットだそうです。しかも、同じ部屋で並べておいてあるパソコンを使ってです。私の理解を超えた夫婦生活です。それでも子供がいるそうなので本当に不思議です。
「もぇ〜」が流行語の賞にノミネートされていましたが、この言葉の意味を最近知った私にとっては今の若者の思考がどうなっているのか、そして、彼らが社会を動かす世代になったときにどんな社会が生まれてくるのかは想像の域を超えているので、先に紹介した夫婦に育てられた子供がどのように成長していくかなどということは全くわかりません。しかし、IT・ネットが日常化した社会の中で人間が人間らしく暮らしていくというのは、とても難しいことのように感じています。私は古いタイプの人間らしい^^;

2005.12.07

今日は、事務所に一人。

今朝は、東の空は晴れているのですが、小田原の上空だけが雲に覆われているようです。寒い朝です。
昨日は、日行連登録部会で沢山の議題の審議と新規登録審査、疑義(保留)案件の審査をやり、夜は、渋谷道玄坂の“とらふぐ亭”で忘年会をやって11時前に帰宅しました。やっぱり、ふぐ料理とひれ酒は最高のごちそうでした。一昔前までふぐといえば高級料理で、1人2万円以上かかっていたのですが、最近ではチェーン店が増えて競争も激しいので、かなりリーズナブルな価格で楽しめるので、嬉しい限りです。
今日から14日までは、会務スケジュールがないので体を休めながら仕事に勤しみます。今日は、副所長である息子殿と専務(女房殿)は、経審の申請と産業廃棄物処理業に関する研修会のために横浜行き。職員は書類収集のために出たり入ったりで、事務所には私一人なのです。今のところ静かなのですが、こういう時には一度に複数の電話が鳴ったり、客が来たりと言うことがままあるので油断は禁物です。
今、神奈川県では、建設業課長名で公共工事の入札参加認定業者に対して“営業所実態調査”なるものを実施しており、その締め切りが今週金曜日(9日)までなので、その相談がかなり来ています。なぜ今、この様な調査をやるのか、その意図はよくわかりませんが、調査内容は、建設業許可要件、職員数、技術者などの許可と経審結果通知を見ればわかるものを改めて“調査票”に書かせ、そのほかに保有機械や資材置き場の状況といった事項を「事業基盤施設等状況」という欄に記入させ、さらに事務所、保有機械、資材置き場の写真を添付させるというもので、かなり面倒なものなのですが、基本的には業者さんが自分で出来るものなので、調査票の作成依頼はごく少ないのですが、その分、自分ではわからないことを電話で問い合わせてくるので、事務所としてはほとんどボランティアで対応せざるをえない状況になっています。
まぁ、常日頃お世話になっているクライアントさんのためですからしかたはないのですが、なぜ、今頃になって県がこの様な調査をやっているのかがよくわからないので、あまり釈然とはしませんですねぇ。

2005.12.06

今日もバテバテです。

昨日はまさに抜けるような青空でしたが、今日は、雲が結構あります。こんばんは東京でも雪がちらつくかもしれないと予報では言っていました。
昨日は、朝10時から正副会長会、午後1時から文書管理システムに関する打合せ、午後2時から部長会があり、朝8:34分鴨宮発で出掛け、忘年会に参加をして帰宅したのは午前0時近くであったので、「尽語」を書いている時間がありませんでした。
今日も、午前11時からの日行連登録部会に出席するため10:00小田原発の湘南新宿ラインで渋谷行きです。なので、今、事務所でこれを書いて9:35のバスで小田原駅に向かいます。今晩は登録部会の忘年会をやって、またまた帰宅は深夜になると思います。
これ以上こんな生活をしていると身が持たないし、このところ久々にあう人から「太ったね」と言われることが多くなってしまったので、今週後半のスケジュールはキャンセル(といっても、まだ参加表明をしていないのですが)して体を休めたいと思います。この次の会務スケジュールは来週木曜日(15日)まではないので、事務所の仕事に勤しみたいと思います。

2005.12.02

対岸の火事ではない

今日は、晴れてはいますが、白い空です。富士山が見えていますが、今年はこの時期にしては雪が少ないように感じます。
昨日は、思い切って完全休養日にして、腰湯とマッサージ三昧をしました。おかげで少しエネルギーが補給されたようです。が、まだ1ヶ月くらい湯治に行きたい気分です。まぁ、無理な話ですが。。。^^;
今や社会問題になりつつある「姉歯事件=構造計算書偽造による耐震不良建物の乱立問題」は、単に建築士のモラルの問題ではなく、建設業の生産システム全体の問題としてとらえるべきなのだろうという気がしています。建築基準法が性能規定に変わったことを悪用したともとれますが、姉歯建築士に構造設計を依頼した意匠設計事務所も検査機関、さらには現場施工者、施工主も見抜けなかったと言うことは、システムそのものに問題があるのではないかと思えるのです。
通常、一定の規模以上の建物になると、設計事務所が書いた設計図をそのままで現場施工がされるのではなく、施工会社が設計図を元に現場の状況や工法を考えながら「施工図」を起こし、その施工図に基づいて工事が進行していくのですが、その段階で構造計算に不備があればほとんどの場合、発覚をするのではないかと思われるのです。要するに、幾度もチェックをされる段階を経ているはずなので、今回の事件はかなりの広がりで責任を取らなければならない人たちがいるように思えます。
この問題については、多くの専門家が色々言ったり、ブログで書いたりしているので、素人があまり深入りすることは避けますが、ただ、この問題は、私たち資格士業者にとって対岸の火事ではないという意識を持つことが重要だと思うのです。小泉内閣が進める“改革”によって、行政のチェック機能が民間に開放されて行きます。現に、私たち行政書士が日常的な業務である建設業経営状況分析についても民間の登録分析機関に解放されています。
今回の姉歯事件の波紋は当然この登録分析機関へも及んできます。私たちは、さらに気を引き締め、法令を遵守するとともに専門家としての職業倫理をもって業務に取り組まなければならないと思うのです。

2005.12.01

完全休養日です。

今日も晴れて穏やかな日和です。
今日は自宅で休養です。今週は土曜日が打合せと支部研修会+忘年会で休むことが出来ず、来週は、月曜日が正副会長会+部長会、火曜日は、午前11時から日行連登録部会、後は木、金、土とスケジュールが入っているので、休めるときに休んでおかないと体が持ちません。今日は、月初めなので、わがままを言って完全休養日にさせてもらいました。休養も仕事の内です。
午前中は寝て、午後からは腰湯とマッサージで体をほぐしたいといと思います。なので、今日はここまでです。

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