小関ブログ

元旦。年頭に想うこと。

明けましておめでとうございます。といっても、2009年がおめでたい年になるとは思えませんが、、、(汗)。

今朝は、早起きをして小田原商工会議所青年部主催で息子殿もスタッフとして頑張っている「小田原城で初日の出をみる会」に夫婦で参加をして、小田原城の天守閣からいつになく(?)燃えるような初日の出に感動をして帰ってきました。

昨年は、「混迷」が気ワードになるというようなことを書きましたが、今年は、さらに混迷の度合いが深まり、あちこちで「混乱」が生じる年のような気がしています。

非正規社員の契約切れが一斉に起こることが予定され、衆議院の任期が9月に来ることを前提に必ず総選挙が行われる年でもあり、また、世界で起こっているグローバル資本主義の破綻の波が日本を直撃するであろうこともかなりの確立で予想されています。

しかし、後半には混乱も収まりはじめ、新たな方向性への兆しが見えてくるのではないかなどと希望的な観測をしています。ただ、破綻したと言え、グローバル資本主義という怪物が手負いの状況で世界中で暴れ回るので、全く予断は許さないと思われます。

昨年暮れから、中谷巌氏の懺悔の書「資本主義はなぜ自壊したのか」という著書を読み始めました。自ら新自由主義を標榜し、竹中平蔵氏等とともに小泉構造改革をリードした氏が、新自由主義に疑問を抱き、自らの考えに誤りのあったことを率直に認め、日本再生への提言を行っています。

まだ読了をしていないので、多くは書けませんが、今起きている事象を理解するためにも是非読みたい一冊です。

今年は、中谷氏と同様に、日本という国の方向性を間違った「改革」によって混迷から混乱に導いてきた人々が間違いを認め、国民一人ひとりがあらゆる意味で現状から脱出するための知恵を出さなければならないのだと思うのです。

最近の記事

  1. てんめい尽語
  2. てんめい尽語
  3. てんめい尽語
  4. てんめい尽語
  5. てんめい尽語
PAGE TOP