2006.02.14

トリノオリンピック雑感

今朝も小田原は晴れ。ちょっと雲が多いですがさわやかです。
土曜日に開幕したトリノオリンピックは、日本勢の惨敗続きであまり面白味を感じなくなってしまいました。しかし、今朝5時台から見たフィギュア・ペアは少し感動しました。3回目の出場がアメリカ代表となった井上怜奈、ジョン・ボルドウィン組の失敗しながらもさわやかな演技、そして最後に登場した中国の張丹、張昊組の若いペアが開始38秒でスローアクセルの着地に失敗して膝を負傷しながら最後まで演技を行い銀メダルを獲得したことはすごいことだと思いました。
日本のマスコミはメダルに執着しすぎのように感じます。始まる前からメダル何個、そしてその色はなどと盛り上げるものだから期待ばかりがふくらんで、必死で戦っている選手の努力を評価することなくメダルが取れなかったことだけがクローズアップされているので、期待を裏切られた分ネガティブキャンペーンのような雰囲気を醸し出してしまっています。
選手には、メダルのことなど気にせずにのびのびとやってもらいたいものです。結果は後からついてくるものなのだと思うのです。メダル、メダルと気負うことで実力が発揮できていないのではないかと感じているのは私だけではないでしょう。それは、スピードスケート500mで“金に一番近い男”など評された加藤条治や3連続メダルの期待のかかった清水宏保が敗れ、殆ど騒がれなかった及川 佑という選手が4位に入ったことからも覗えます。
今夜は私も興味を惹かれている女子カーリングが行われます。冷静でのびのびとした競技を行って好結果が出ることを期待したいと思います。


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