小関ブログ

この国はどこへ向かっているのか

今朝もよく晴れて、富士山が綺麗です。明日から日曜日に掛けて天気が崩れそうだとの予報が出ています。

昨夜のNHK“クローズアップ現代”で、小泉改革の大きな柱の一つであった“三位一体改革”の結果、地方財源が大きな打撃を受け、そのために地方税の未納税金が問題となり、各地方でその徴収のためにあの手この手の工夫が始まっていることが報じられ、九州のある地域では、これまで地方交付税を頼りに進めてきた公共工事が出来なくなり、仕事が枯渇し資金繰りが立ちゆかないために税金を払いたくても払えない建設業者の実態がリポートされました。

確かに、地方税の未納が全国で2兆円に上るというのは大きな問題です。が、しかし、その実態を見れば、未納者の多くは、生活困窮に陥った中小零細業者や実質破綻状態にある企業であったりということのようで、動産を差し押さえてネットオークションに掛けても大した金額にはならず、地方財政はますますその困窮の度合いを深めているのが実情のようです。

昨日、福田内閣で初めての予算原案が示されましたが、その中で小泉内閣で盛んに使われた“プライマリーバランス”という言葉はなくなり、財政改革といいながら、相変わらずの中央統制的な思考が色濃く出ているように感じましたし、特別会計を食い物にしている独法(行政独立法人)改革も先送りにされる気配が濃厚のようです。本当にこの国はどうなっていくのかがますます見えにくくなっているように感ずる今日この頃です。

内閣支持率が急落しているようですが、薬害肝炎訴訟問題、年金問題、給油問題、原油の高騰問題、独法(行政独立法人)改革とどれをとっても曖昧な言葉に終始して先送りをしている福田首相のリーダシップのなさに国民が気付きはじめているということなのでしょうか。

ところで、私はといえば、明日は、1年ぶりの大腸内視鏡の再検査です。昨年ネットで探した東京にある内視鏡専門医のクリニックで午前9時30分からの検査予約なので、今夜から近くのホテルに泊まって、明日の未明(検査の5時間前)から2リットルの下剤を飲んで腸を洗浄してから行かなければなりません。検査は無痛で何ともないのですが、これが結構辛い作業です。

昨年の検査では、8個ものポリープ(全て良性でした)が見つかり全てを切除してもらいましたが、今回はどうでしょう。何もないことを願いたいものです。

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