小関ブログ

地場建設業のIT化の議論

今日は東側に雲が多いものの西側の空は晴れて、真っ白な富士山が青い空に映えています。外気温は2℃。寒い朝です。
今日は午前10時から足柄上建設業協会で打合せがあるため、その準備もしなければならないのであまり時間がありません。
今日付の建設通信新聞の一面下段に国土交通省の「コスト管理のためのシステム構築に関する研究会」なるものの記事が載っています。記事によると、売り上げ20億規模の企業をモデルに、「地場の中堅中小企業がコスト管理を中心とした経営情報システムを構築するときに参考となる報告書をまとめる」とあります。
が、委員からでた意見を見ると、例によって効率だけを優先させるものが目立ち、企業文化や価値観、IT化の理念などの視点はすっぽりと抜け落ちているように感じます。まさに、売り上げ20億クラスの企業にとって、現状は生き残りを賭けた必死の経営努力をしている段階で、IT投資の余力を持った企業がどれほど存在しているのか分からない状態です。
地場建設業のIT化を促進するのであれば、公共工事という産業に対するしっかりしたビジョンを策定するなどのインセンティブを生む施策と新たな企業文化やそれに基づく価値観をどう育てるかを議論しなければならないと思うのです。
このことに関してはもっと書きたいのですが、時間がなくなってしまったので、今日はここまでにします。

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