小関ブログ

登録機関のモニタリング

昨夜は、台風の暴風域に入ったわけではないのにものすごい暴風雨になりました。今朝は、雨は止みましたが強い風が吹いています。台風一過は午後からのようです。
もう8月も今日でおしまいです。早いですねぇ。どんどんと日が過ぎていくのに自分の中ではポジティブな生き方が出来ていないようで、少々焦ってしまいますです。
今朝事務所にきたら、建通新聞大阪支社の黒岡さん(以前神奈川支社にいた)から全国建行協大阪総会の記事のFAXが入っていました。感謝です。
この記事にもありますが、この4月から経審の経営状況分析機関が指定機関から登録機関となり、現状で7つの分析機関が登録を受け、まだ続々と登録申請が出てきそうなのですが、このような乱立状態で経営状況分析の制度的信頼を保持できるのかがかなり不安ではあります。
そこで、全国建行協では、これらの登録機関のモニタリングを行い、適正な処理が行われているかどうかの比較検討をするための研究会を立ち上げることになり、現在参加者を募集中です。
しかし、聞くところによれば、ほとんどの登録分析機関がにわか仕立ての会社であり、中には会計の専門家のいないソフトハウスなどが経営母体となっているところもあるようで、これできちんとした審査が出来るのかが疑わしくなります。また、競争市場なので分析手数料のばらつきがでるのは当たり前ですが、「即日終了通知を出せる。」とか、「申請をまとめてくれればバックマージンを出す。」などと聞くとさらに胡散臭いものを感じてしまいます。
今回の登録機関は、政府の特殊法人改革によって生まれたものですが、ただ“民間に出来ることは民間に”ということだけではすまないような気がしています。公共工事の透明性、公正性を担保するために運営されている経審制度全体の制度的信頼を低下させることのないようにしてほしいものです。

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