小関ブログ

参入規制強化の要求?

今日は曇り、気温も低く寒いです。が、花粉は大量飛散が予測されているので、体調がすこぶる悪いのです。今朝は、頭がボーっとしています。これだから、春という季節は嫌いです。“花粉症”さえなければな心うきうきの季節なんでしょうがねぇ^^;。
今日付の日刊建設通信新聞の一面に「業界自ら参入規制-全中建が強化策-」という見出しで、全国中小建設業協会(全中建)が公共工事発注者に対して具体的な参入規制強化策を求めていく方針であることがかかれています。
具体的な参入規制強化策は、①主任技術者を国家資格者に限定する厳格化②新規許可業者の応札を認めず、更新許可業者だけに限定した制度改革、ということだそうです。
中小建設業者の団体である全中建が、自ら規制強化を求めるというのは、異例のことであり、場合によっては、傘下の企業が自らの首を絞めることにつながりかねないリスクを冒しながらも「従来の既得権を放棄してまでも、厳しい参入規制を求めざるを得ない状況に追い込まれている。」と、分析されています。
このことは、国交省のいう“供給過剰”の是正という考え方が色濃く反映しているように感じるのですが、かえって、そのことが“供給過剰”が地場の現実であることを明らかにしているようです。
しかし、現在進められている“公共工事の品質確保に関する法律”の議論にも見られるように、適正な応札業者を選別するための“価格のみではない”入札制度への改革がなされる前に業界の自主規制を言うことがよかったのかどうかは、今後の推移を見守っていかなければならないと思います。

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