小関ブログ

「9.11 5年目の真実」

今日の小田原は曇。雨は落ちていません。かなり涼しい朝です。
昨夜は、「9.11、5年目の真実」というTBSのドキュメンタリー番組を観ました。確かに9.11以来世界は変わりました。しかし、決して良い方向には動いていないと思っています。
テロは決して許されるものではないことは全世界の通常の心の人々にとっての共通した理解だと思うのですが、何をもってテロと定義するのかは大きな問題です。国家が正規の軍隊を使ってする無差別の殺戮はテロではないのでしょうか。アメリカは、ブッシュ政権の下で「テロとの戦争」を言い続け、今や、「イデオロギー」をその対象にしようとしています。これでは、人類が共存していくことがより困難になり、テロはますます世界的なものへと拡大していくと思われます。
昨日のドキュメンタリーを見ていて、今の平和、我々の日常がこのまま平穏であり続けることを願わずにはいられませんでした。9.11で犠牲になった人々の尊い命を無駄にしてはならないのです。ここの犠牲者の悲劇を忘れないことも必要ですが、テロや戦争の根底にあるものを見つめ、人の命の尊さを一人一人が考えることが必要なのではないでしょうか。そして、今のアメリカの世界戦略に与することがどれほど危ういかを考えなくてはならないと思っています。

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